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「くっそー…俺たちの応援が足りないんだ!もっと声出していくぞー!!」

『『おおぉー!!』』

(…声、枯れへんのかなぁ…)


選手以上に気合いを入れ燃えている人たちを横目に、蓮はそんなことを思う。この人たちも相手チームもよく大声が出せるな、と。しかも相手チームの1人は金髪の小さな子。そんな人たちに蓮は感心していた。

そして休憩が終わり、後半戦が始まった。繰り広げられるボール裁き。…と、そんなときBL学園のPG相手と接触をし、が足を挫いてしまった。


周りは180を超える人ばかりで、そんな中165のその人が頑張っていたが、やはりその身長差は厳しかったようだ。


『選手交代。PG、市川探』

「っえ、探!?」

「マジか!いけー市川ーっ」


なんと交代選手に選ばれたのは探だ。まだ入ったばかりで身長もPGにしてはある方なのだが、部活内では期待の新人とまでいわれていた。

だが今年は出番が無いだろうと思われていた、のに…後半戦、探は大役を任されてしまった。クラスの人も探がのんびりしているのを知っているため、これはもうダメだと諦めかけた。そのとき、



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