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1人ボケを続ける心に笑みをもらし、アメを受け取った蓮。さらには探とのやりとりに笑みを深め、そのせいでまたクラスが騒然となったのはいうまでもない。







そして時は流れ、学園祭当日。

BL学園文化祭は盛大にやるにも関わらず、2日間しかやらない。1日目は生徒のみ。2日目は保護者や周囲の人を呼んで同じ事をやるのだ。


「よし、じゃあ気合い入れて行くぞっ!!目指すは"キング・オブ・BL祭"だ。ファイトー…」

『『オーッ!!』』


こうして、蓮の辛い2日間が始まった。まずは1日目午前の部。蓮は探と一緒にこのチームに入っている。心が気を使って一緒にしてくれたのだ。


『いらっしゃいませー。コスプレ喫茶にようこそ!!』

『ご注文はおきまりですか?』

『うはーみんな可愛い』

『俺は君が食べたいな』

『あはは、ありがとうございます。では今コーヒーをお持ちしますので少々お待ち下さい』



開店早々人で賑わうクラス。みんなが順調に接客をしていくのを見て、蓮は感心をしていた。



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あきゅろす。
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