３
▼幸慈side
あれから５日かー…結構ショック。
いや、知り合いって知らなかったのも悪いけどさ…まさかあそこまで怖がられるとは。
ユッキー凹み中ー。
「やーっぱ男子校の癖抜けねぇな…」
ちょっとカッコよきゃ何でも許された。可愛い男はみんな寄ってくるし、不自由なんかなかった…のに。
たった１人の奴にここまで悩むとは…ハハ。強敵だ。
──ブブブ…
「おっとーケータイがバイブってますよ。誰だれー………って誰？」
知らないアドレス。
さらに空メ。
………え、イタズラ!？
んー……んー……んー……え、まさか…そんなわけ、ねぇ…？
でもとりあえず返信してみた。
＊ ＊ ＊
【もしかして…遙香？】
メールを送ってから10分、返事が返ってきた。なんで自分と分かったんだろう、そう思う反面少し嬉しさもある。でも遙香はまた空メで返信した。
【どしたー？】
【ごめんなさい】
［*前へ］［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
