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11 *微
▼彰鬼side

部屋を出てトイレに駆け込んだ。ギリギリまで我慢したソレは遙香のものとは別物だ。

まだ、精液のついたままの手で扱いた。


遙香の熱、匂い、声、液……ああ、最高だ。


「っ…ハァ…」


ついに一線を越えちまったが後悔はしてねぇ。
何も知らねぇ分…俺色に染めてやる。


しかしまさかエロ本も知らねぇとはな…想像以上だ。



* * *


「なぁ遙香、さっきのは他の奴には言うなよ?」

「え、ダメなの?」

「俺と遙香だけの秘密だ。触らせんのも、な」

「うぅ…分かった…。恥ずかしいもんねっ」


 カアッ…と顔を真っ赤にして遙香は頷いた。なぜかそれに彰鬼も釣られてしまい、2人して沈黙が続く。


(しょ…彰ちゃんもあんなこと…っ///)

(何か話題…あ゙ー…)


「あ、あのっ…」
「なぁ…」

「「え?」」

「ぅ、あ…なぁに?」

「遙香こそ…なんだよ」

「っ…今日、夕飯一緒にど?」





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