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 真っ白な足先がピクピクと震え、服を掴む手に力が入る。もうイキそうなのか、小さなソレも限界まで膨らんでいた。


「イっていいぜ…?」

「ひゃアッ…ああーっ!!…っ…あ、ぁ…」


 ドクンッと吐き出されるソレは彰鬼の手に収まり、一瞬強張った体もぐったりと力が抜けている。

 ハァ、ハァと浅く息を繰り返す遙香はとても色っぽく、涙が頬を伝う姿は儚く綺麗だ。そっと閉じていた瞳を開けば可愛い、とも言えるのだが、やはり泣きぼくろが色気を醸し出している。


「ゃ…なにっ、それ……僕、僕…」

「あ?あー大丈夫だ。これが普通だ」

「ほ、とに…?変じゃ、ない?」

「っ、ああ」


(ヤベェヤベェ…止まんなくなる!)


 下半身丸出しのまま彰鬼の方を向き、見上げてくる。今までキスで我慢していたとはいえあんなことをヤった後だ、理性だってギリギリの今、それはキツい。


「ふ、服着とけ!待ってろ!!」

「え、彰ちゃん!?」

「いーから待ってろ!」





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あきゅろす。
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