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「狛璃に…会ってきたのか?」

「ううん、違うよ?にぃには…んっと、もうすぐ…///」

「っあー可愛い!羨ましいぜ狛璃」

「ふへへ。…あ、ねぇ、零にぃは…その、いつから気づいてたの…?」


(僕だって気づかなかったのにぃ)


 恥ずかしいのだろう、チラッと目だけ零鬼にむけ、耳を真っ赤にして聞いてきた。いつかはくると思った質問なのか、零鬼は微笑んでから話だす。


「多分、ハルハルが狛璃を好きになったのは……5年前のあれかな」

「っ……」

「思い出さなくていい。ただ、それからハルハルの目には狛璃しか映ってなかったんだろうぜ。傍目で見ても分かるくらいな」

「そ…んなことないよ。零にぃも彰ちゃんも、ちゃんと分かってたよ?」

「うん、でもちょっと違うんだ。なんつーんだろうなぁ…キラキラ?ポワポワ?とにかく好きなんだなぁって分かった」





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