2 *
遙香のお尻に顔を押し付け、ベロベロと舐め回す。その気色悪い感覚に涙を流して耐えていると、男は前も触ってきた。起ってないソコをユルユルと扱き、ジワリとした刺激を与える。
(いやぁ…こんなの、嫌!お願っ…誰かぁ)
『ほーら起ってきた。さぁ後ろも解そうかね』
「ん、っ、んー!!ん゙、ぅ」
『チッ、暴れんな!!』
──パァンッ!
「っぅ…!?ぅ…ふぅぅ…うん」
(なんでっ…や、や、何もしてないのに…っ!)
指を入れようとする男に遙香は最後の抵抗を見せたのだ。ガクガクする足を踏ん張らせ、後ろの男を蹴り上げる。が、すぐに押さえつけられてお尻を叩かれた。その行為が父親を思い出させてしまう。
『ったく…もう暴れんなよ』
「ふぅ…ふん…、っ…」
「なーさっきのどこの奴だっけ?」
「さぁ?ただ襲いかかってきましたからね」
『「!?」』
もうダメか、そう思ったときにトイレに人が入ってきた。男は慌てて遙香の口を押さえ、声を出さないようにする。だけど遙香だってただヤられてるだけの子ではない。トイレのドアを足で蹴った。
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