4 *
理樹の下で逃れようと体を捻る遙香だが、それは何の意味もなしていない。むしろ諦めのついた理樹をさらに煽るだけで、手足にかすり傷をつけているだけだった。
▼理樹side
ずっと、ずっと我慢してたよ、これでも。でもこんな姿を見て耐えれるわけない。
僕の理性は高くない。
きっともう、もとの関係には戻れないよね。
「ああン、やだぁぁ…いや、出るっ…出る…!」
「イっていいよ。それ、イくっていうんだ」
「イ、く…?ひぁっ、あああ、やぁ──ンッ!!」
真っ白な体をのけぞらせながらハルちゃんはイった。
こんな顔するんだね…ほんと、可愛い。
……ああ違うかな、ホクロのおかげでエロくなってる。だから男を惹きつけるんだよ。
「んぅぅ…な、んでっ、何でこんなこと…!!」
「ねぇ、ハルちゃんは今の何だと思ってたの?どうしてされたか、分かってないの?」
「知らない…っ、毒抜きだって、他の人としちゃだめだって…」
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