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兄、強し。みんなはそれぞれ別れて荷物を置きにいく。1日目はまだバイトの子がいるのでみんなで遊ぶ予定だ。まずは水着に着替えた。
「あ、ハルハル待って。日焼け止め塗ろーぜ」
「そうだな。白い肌をキープしないと」
「んっ…わ、くすぐっ…たぁい。ふふっ、やぁ」
((っ…抑えろ自分!))
真っ白な肌に2人で日焼け止めを塗っていく。そのくすぐったさに身をよじる姿はどこか艶めかしく、2人は顔を赤くしながら続けた。ハーッハーッと息を吐く姿に、兄弟ながらに男かと思ってしまうほどだ。
「はい、これも着ような」
「うん。………似合う?」
「かんわいーぞーハル!いっぱい遊ぼうなっ」
「遊ぶーっ」
海パン…よりは短くホワッとした水着。上は白い長袖のものを羽織っており、暑さ対策にリボンのついた麦わら帽子もかぶっている。どこからみても女。ビーチに出ると遙香への視線は凄くなった。
『っ…やべ、エロくね?』
『白ー…足細っ!』
『あれでCくれぇあれば最高だよな』
『いや、ペチャだからいいんだろ』
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