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JumbleのNo.2とNo.3が来ればそれは大騒ぎになる。ギャーッと騒ぐ声は段々と大きくなり、そして図書室の扉は勢い良く開いた。
「ハケーン」
「ああ、遙香君もいらしたんですね」
「っ…!?」
「おいデビル、触んな!!」
「ひぇーこわ。ごめんねー遙香チャン」
デビルに触られた所を彰鬼が払い落とし、背中に隠して2人を睨みつける。後ろにいる遙香が服をキュッと掴むのが分かり、彰鬼はますます不機嫌そうに眉を寄せた。
「んでここにいる」
「オーガーのカバンにチケット見つけてね。楽しもーじゃーん!」
「チッ…ざけんな」
「いいじゃないですか。ここまで来たら同じですよ」
「そうそ。案内してちょ?」
「ぜってぇイヤだ。2人で回れ」
とはいうものの2人は帰る気配を見せず、むしろ遙香に話しかけてくる。怯えは一層強くなる一方で、ズズッと鼻をすする音まで聞こえてきた。
(あ゙ーどうすりゃいいんだよっ!!)
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