4 *微
幸慈が来るほんの少し前、男3人に押さえつけられた遙香は口にタオルを詰められた。助けを呼びたくてもくぐもった声しかでなく、ジタバタ暴れても何の効果もない。
(嫌だっ…助けて!誰かぁ…っ)
『うっわ、泣き顔クる』
『暴れんなよ。気持ち良くしてやるって』
「んんぅっ、んー!」
服の上からアソコを触られ、胸の方も触られる。それでも遙香は逃げようと足をバタつかせ、男を2人蹴り倒した。その隙に逃げようと背を向けてしまう。
だけど立ち上がる前に服を引っ張られ、再び畳の上に押し倒された。キレた男たちがそのまま持っていた服を破ってしまう。
(やだっ…やだぁああ!!)
『はー肌綺麗だな』
『うわ、この傷なんだよ』
背中にある5cm程の刺し傷の跡。縫った跡も生々しく残っていて、男たちは変なものを見る目でそれをみる。それと同時に幸慈が部屋に入ってきた。
(うわぁあ…ッ!見ないで見ないでっ…やだ、ふぇぇ……にぃにっ!!)
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