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『笑って下さーい』

「1+1はー?」

『『にーっ』』


──カシャッ


「どーもあざーっした」

「………」


 唖然。まさかグループで写真を撮るなんて、それは今までからすれば有り得ないことだった。集合写真以外こういったものは撮ったことがないのだ。渡されたカメラをボーゼンと見ながら、移動し始めたみんなの後をついていく。

 他のサメやら色んなのを見ていくと、館内から外に出た。お土産売り場になっていて、宝寿の生徒やお客さんで溢れている。そこでも少し時間をとることになった。


(お土産…買ってこうかな)


 狛璃と、彰鬼と零鬼の分を。本当に色んな種類があり、何を買って行くか迷ってしまう。その中で目についたのが、あの上を向いていた変な魚の置物だ。それを4つ手にとった。


(あとは…)


 イルカの形をしたしおりにペンギンのふわふわストラップ。それらを買って外の方で待っていると、しばらくしてみんながやってきた。まだ1日目なのにみんな大量だ。





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あきゅろす。
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