15 っていうことでみんなで都合を合わせて行くことになった。 鶫は少しめんどくさそうにしてたけど満更でもないようだ。 でも、これから行くぞってときに隼人のケータイが鳴った。 「チッ…チームの奴らがやられてるらしい。助けろだと」 「これから遊びに行くのに…時間なくなっちゃうよね」 「ほっといてええんとちゃう?」 ……おいおい。 自分らの仲間が助けを求めて来てんのに何いってんだこの人たちは。 「助けてやれよ」 「だがな…」 「要するに早く終わらせればいいんだろ?俺も手伝うしさ」 「「え!?」」 な、なんだよ…そんなに驚くこと言ったか? 俺だって遊園地行くの潰れるのだけは嫌だし、せっかくだからみんなで行きたいじゃん? 体もたまには動かさないとなー。 「5分……皇紀たち5分待っててくれない?」 「5分!?一夜…それで足りるのか?」 「? うん」 『わー心強ーいっ』 つか俺が行かなくても隼人たちがいれば十分早く終わると思うんだけどな。 しかも鶫と奈緒も加勢するって言ってたし……こりゃ相手が可哀想だ。 止める気はないけどね! . [*前へ][次へ#] [戻る] |