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「お前っ……可愛すぎだろ」

「うっうるさい!今ので全部チャラだからなっ!?」

「ああ、もちろんだ」

「えーにゃーにもしてーっ!!」

「やだ。お前にする意味がない」

「……………愛情表現?」


止めてくれ。
俺は握手で十分表現できる。

ってそれを伝えたら自分からするっつって頬にキスをしてきた。朝佳も、翔も双子も。

朝佳はいーけど他のは最悪だ。つかチョー見られてるんですけど!?


『綺麗ー…』
『結構可愛いよな』
『金鶴じゃね?』


こんな言葉が飛び交っておりまーす。そのことにようやく気づいた隼人が場所を移動するっつって車に乗り込んだ。

もちろん俺は翔の後ろだ。


「いやーこのまま逃避行できたらええのになー」

「変なこというなよな」


どっかに連れてこうとしたら降ろして俺だけ逃げてやる。


んで、次にやってきたのがアクセの専門店。シンプルで女向けのものから男もののゴッツいものまで様々。

俺は普段はつけないんだけど結構いいものがあるから目移りしちゃう。


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