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「zeroという奴に会いてぇんだがどこにいるんだ」


──ビクッ


タケが…zeroを探してる?
もしかしてバレたのか…?


「それは秘密でーす」
「zeroは謎が多いからいいんだしね」

「なら金鶴という奴はどこだ」


え…嘘だ、金鶴のことまでバレてるのか!?

ヤバい、あれはイチそのものだ。絶対に気づいてる。
それが分かってて双子に…randomに聞いてるんだ。


『え、近藤先生も金鶴に興味あんの?』

「ああ、だから教えろ」


命令形。
昔からそうだ。


『ならそれは無理だね。金鶴はrandomのだしー』


俺は誰のものでもねぇ!!

……でも、こいつから少しでも離れられるならそれでいい。

諦めてくれ。


「そうか、だったら…」


そういってタケは双子に殴りかかった。

そうだ、こいつは自分の満足のために仲間を売る奴だ。
あれで諦めるはずがない。


「わー暴力はんたーい」
「てか俺たちのこと知ってやってんの?」

「当たり前だろ。いわねぇなら力尽くでも聞き出すだけだ」


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あきゅろす。
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