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「さて、今日集まってもらったのはもちろん体育祭のことだ。

まず自己紹介から…」


こうして第一回体育祭会議が始まった。

内容は各クラスの鬼と人間の名簿提出。注意事項。各競技のルールなどだ。

意外なことに隼人先輩がちゃんと司会をしていて、こんなことも出来るんだと感心してしまった。
…確かにこういうとこはカッコイいかも、なんて。


それにしても…第一回ってことはまだあんのか?俺やることなくてつまんないんですけど。
しかも居心地悪いし。


……って思ってたら俺の視界に俺のじゃない手が。

雷綺先輩の手が、隼人先輩の手が俺のま…股を這いずり回ってる。


「っ!?……ぁ……ん、ちょっ」


俺が止めてもまだ触ってくる。

人前で有り得ない……つか手つきがイヤらしい。


「ふ………、……っぁ……」


ヤバいヤバい止めてくれ!!


「……以上で会議を終わる。解散」


…あ、終わったみたい。2人の手も離れてく。



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