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次の日は涼の大声でみんなが目覚めた。熟睡していた人たちには急すぎたらしく、みんな心臓を押さえている。

それに慣れてるであろう十夜が一番に復活し、いつにも増して目つきを尖らせながら顔を洗いに行く。それにみんなも続いて、ダイニングに行ったときには美味しそうなご飯が用意されていた。


「これ…涼が作ったのか?」

『うん、頑張っちゃった』

「てゆーかエプロンかわいー」

『え、そうかな?ありがとっ』


涼と十夜はもとから座る場所が決まっているため、自然と隣に座った。その向かいと机の横に3人が座り、ご飯を食べる。

涼が用意したのは和食で、出汁のきいた卵焼きも、ほどよく焼けた魚も、温かいお味噌汁も全てがみんなを虜にした。


「涼、今日はどうするんだ?」

『んっとね、みんなでいれたらそれでいいなっ』

「涼んちボールなかったっけー?」

『えっと…どうだっけ十夜?』

「…………ある、けどなぁ…」

『じゃあみんなで遊ぼーっ!!』


涼がやりたいといったらやるまで言い続ける。めんどくさがる十夜も一緒に行くことになり、お昼も外で食べるため作っていくことになった。

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