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『わぁーっどうして?どうしてぇっ!?』

「おじさんからねー涼のことよろしくって言われたんだ」

『パパが!?うわぁ…たっちゃんはっ?』

「ああ…大和に誘われて」


実は竜也の転校先は大和が通っている所だったのだ。クラスも同じになり、互いにドンドン仲良くなっていった。今回のこともある意味偶然としか言いようがない。


「今日から2日間、お世話しまーす」

『えーっ僕がされるの?』

「じゃあ十夜のお世話しまーす」

「ざけんな」

「はいはい、どいて下さーい」


十夜が止めるのも聞かず、大和はずかずかと家にあがる。竜也も涼に招かれて中に入った。どうやら泊まりがけで涼たちの世話を見るらしく、お盆いっぱいではないがそれなりの荷物を持ってきていた。


「多分俺たちと入れ替えで他の人来るからー」

『?だぁれ…?』

「秘密」

『ケチィ。…あ、そうだ、寝るとこどうしよう!!』


「客間で3人寝かしとけ」

『いいね、それっ。みんなで寝よーね』

「は!?」

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