[通常モード] [URL送信]

『ぅ…?えと…マルク、くんっ…あの、手……えっと…ハンド!』

「マルクでイイヨ。それに日本語分かるネ」

「ならその手を離してよ。馴れ馴れしくない?」

「ちょっと英士、それはないでしょ…」

「オーlove?あーコイ、ですか?」

「だったらなんだ。涼、行くぞ」

『うわっ、海くん!!』


ぽっと出の外人に涼を取られ、みんなは不満顔だ。海はその繋がっていた手をとり先に歩き出し、英士も逆の手を繋いで歩き出した。残った人たちは呆れながらも3人の後をついていく。

学園につくころには涼とマルクは仲良くなりすぎていて、ずっと楽しそうに話していた。そこに待っていた陸と十夜が合流し、泊まる部屋を決めることになる。


「とりあえずこの中の誰かと一緒か1人部屋」

「決めていいんデスカ?ならリョウと一緒がイイネ」

『ほんとにっ?わーい僕も一緒がいいーっ』

「ソウシソウアイネ」


ギュウッと抱きつきあいながらそれで決めてしまおうとする。だけどそれは他の人が許さない。

[*前へ][次へ#]

3/25ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!