[通常モード] [URL送信]
10
『うぅ…ダメだよぉ…』

英「いいの。あれで仲良くやってんだから」

『でもっ……』

「あははー俺たちで涼占領できるしね」


そういって大和が涼をあの2人から遠ざけ、みんなで誰かが持ってきた百人一首をすることになった。読み手は大地だが、やはり大地も2人が気がかりらしくてしっかりできていなかったが。


「チッ…なんであんなのが…」

『あ、十夜。…陸ちんは?』

「……どっかで寝てる」

『え?あ……陸ちん!!』

「ゔぅ……」


死闘?の結果十夜だけが涼のもとへ戻ってきて、陸はどっかそこら辺でうつ伏せになって倒れていた。涼は慌てて駆け寄り、心配そうに陸をみる。


『……陸ちん?』

「ぅ…俺はもうダメだ…。敵をとって、く…れ……パタリ」

『うぁっ、陸ちーん!!』


実際はお腹を一発殴られただけ。でも涼が慌てる様が面白くて、陸はいつしかのように死んだ振りをした。それを涼は本気にとり、涙を堪えながら十夜のもとへいく。

[*前へ][次へ#]

30/54ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!