10 『うぅ…ダメだよぉ…』 英「いいの。あれで仲良くやってんだから」 『でもっ……』 「あははー俺たちで涼占領できるしね」 そういって大和が涼をあの2人から遠ざけ、みんなで誰かが持ってきた百人一首をすることになった。読み手は大地だが、やはり大地も2人が気がかりらしくてしっかりできていなかったが。 「チッ…なんであんなのが…」 『あ、十夜。…陸ちんは?』 「……どっかで寝てる」 『え?あ……陸ちん!!』 「ゔぅ……」 死闘?の結果十夜だけが涼のもとへ戻ってきて、陸はどっかそこら辺でうつ伏せになって倒れていた。涼は慌てて駆け寄り、心配そうに陸をみる。 『……陸ちん?』 「ぅ…俺はもうダメだ…。敵をとって、く…れ……パタリ」 『うぁっ、陸ちーん!!』 実際はお腹を一発殴られただけ。でも涼が慌てる様が面白くて、陸はいつしかのように死んだ振りをした。それを涼は本気にとり、涙を堪えながら十夜のもとへいく。 [*前へ][次へ#] [戻る] |