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そして夜、涼が3人を迎えにいった。呼ばれた3人は何をしてくれるのだろうと楽しみにしているようだ。涼が扉を開けてくれ、3人は中に入る。
「これは…」
『セルフディナーですっ』
竜「凄いじゃん、面白いな」
どうやらこのメニューは成功のようだ。みんな楽しみながらご飯を食べることができた。
それだけじゃなく、部屋の中の飾り付けも彼らを喜ばせたようだ。陸と京一は涼に了承を得てうさぎのぬいぐるみを装飾に使っていた。その様子が今までの涼を思い出させてくれ、最後にいい思い出となった。
『うささん、持ってく?』
「え、いいの?じゃあ一つ…」
「俺ももらっていこう」
「え、僕もええの!?」
いっぱい話して悔いのないよう楽しんで。最後に涼がそう提案してきた。3人はそれぞれに一体ずつもらい、部屋に帰る。
これで明後日には…3人は行ってしまう。
『色々、ありがと…ございましたっ』
「こちらこそおおきに。こないな僕と仲ようしてくれて…」
『京都、帰られるんですか?』
「うん。向こうの大学受けたさかいね」
『そうですか…』
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