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廊下でバッタリと会ってしまった海。この2人で出かけるのは危険だと思い、ついていくといったのだが…、
「だーめ!みぃと2人でデートなんだからっ」
そういって南が断った。ここでチョコを作ることがバレては計画が台無しだ。明日まではバレないようにしておきたい。
「だがな…」
「いーのっ!行こ、アーサ」
『あ、うん。バイバイ海くんっ』
海が何かいう暇を与えずに2人はいってしまった。少し心配も残るが、しつこくするのも嫌なのでその場は見送った。
コンビニ?につくとチョコフェアなるものが開催されていた。様々な種類のチョコや、手作り用にと板チョコが大量にある。そこには可愛い系の子たちが集まっていて、ワイワイいいながらチョコを選んでいた。
『わぁー…凄いね南ちゃん!!』
「みんなバレンタインにかけてるからねー」
『ほぇー…』
親衛隊として渡すチョコ、このバレンタインにかけてる人。彼氏に渡すためのチョコなど様々だが、みんな力を入れているのだ。だから大体の人が手作りをする。
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