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2人とももう限界だ。香は腰と手を動かしながら涼を追いつめ、そして2人ははじけた。
『やぁぁんっ!!はっ…んんぅ…セ、エキ……』
「くっ…ん、はっ……はぁっ…」
涼は自分と香から精液が飛び出したのをみて、色んな余韻に浸りながら眠りについた。香は息を整え、涼の上から退く。
(まさか…精液を知ってるとはな…)
最後に呟かれた言葉に嫉妬しながら涼を正す。そしてあの乱れようを思い出しながら涼には素質があるかもな、なんて思うのであった。
しばらく涼の寝顔を見つめているとすぐ涼は起きた。香をみた瞬間顔を真っ赤にして布団に潜る。その姿が余計に可愛くて、香は涼を優しい目で見ていた。
「涼…顔を出してくれないか?」
『うぅっ…恥ずかしいもんっ』
「…寂しいんだが?」
『っ……』
─チラッ
涼が布団から目より上だけを出して香を見てきた。あまりにも可愛くて香は笑ってしまう。
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