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京一は普段からアクセなどあまりしないので丁度いい機会となった。
陸はよくハンカチを無くすので予備が増えた。
竜也にうさぎのぬいぐるみはどうかと思うが、涼から離れようとしている今、それが涼となる。

香は元々植物が好きで、部屋に飾れる手近なものが欲しいと思っていた所だ。
英士だってこう見えてよく曲を聞くのである。
大地も本を読むのだが、最近は忙しくて買いにいけてなかった。
そして元太は一番よく消費するものをもらえた。

なんだかんだでみんなピッタリである。そしてしばらくはそのまま喋っていたのだが、部屋へ帰る時間となった。



『……あ、英士先輩ちょっと待って下さい』

「え、なに?泊まり?もちろんいいよ」

『ほぇ?…あの…これ』

泊まりの意味がよく分からなかった涼は話を進めてきた。かばんから取り出したもう一つのプレゼント。英士は目を見開いた。

「え……どうしたの?」

『あの、31日がお誕生日だって聞いて…』

「それでこれを僕に?」

『はい。お気に召すか…』

「涼がくれるものなら何だって嬉しいよ!!」

そういって英士は涼に抱きついた。

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あきゅろす。
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