18
『んわーっ美味しそーっ!!』
大「これ全部食べていいからね」
『ありがとうございますっ』
「うしっ、それじゃあクラッカー持って……メリークリスマス!」
『「メリークリスマス!」』
─パンパーン!
香の部屋に8人分のクラッカーの音が鳴り響いた。香の希望により飛び散らないクラッカーだったため、手に持ったものから屑がだらんと垂れている。
みんなはそれを回収してご飯を食べ始めた。食べたいものを手に取り、パクパクと口に含んでいく。涼以外はその人の横に座ろうと必死だ。
『んふーっ美味しい!』
「な、こっちも美味いぜ」
『わ、食べるー』
「あーんしてみ?」
『あー…んっvVほいひーっ』
まず始めに涼に近づいたのは陸だ。適当に持ってきたものを涼に食べさせ、自分も涼が持っていたものをもらった。そんな様子を他の人が見逃すはずがなく、またしても同じことが繰り返された。
『ねっねっ。そろそろプレゼント交換、しよ?』
大「そうだね。やろっか」
英「絶対涼のもらうんだから」
海「いや、それは俺ですね」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!