[携帯モード] [URL送信]

陸「なぁ、みんなはクリスマス暇なわけ?」

竜「どうしたんだいきなり」

「いや…暇だったらパーティーとかしてみねぇ?」

陸がこう提案してきた。みんなは何で、めんどくさいという表情をしていたがそれに食いついたものが1人、目を輝かせていた。

『り…陸ちん隊長!僕も同じこと思ってましたっ』

「だろ!?よっしゃ楽しもうな」

『うんっ!』

いつぞやの誕生日会のノリが復活しつつある2人は、みんなの意見を聞かずに話を進めていく。涼がやりたいといった以上みんな文句はないのだが、やはりこの年になってクリスマス会なるものは抵抗があるらしい。

竜「や…でもさ、都合とかは…」

『え…だ、め?』

「「やります」」

ささやかな抵抗など涼の前には意味がない。結局24日の夜に香の部屋でやることになった。何だかんだいってみんなプレゼントを何にするかというのが頭をいっぱいにしていて、涼に負けない位楽しそうにしていたのだが……。

『じゃあプレゼントはぐるぐる回そうね!』

この涼の一言でみんなの計画は崩れ落ちる。

[*前へ][次へ#]

3/92ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!