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頭をスリスリしてくる涼を押し倒さないよう理性を保ちながらも、涼の腰に手を回す。そうすると涼から甘い声が漏れ、陸は苦し紛れにそこにあったお酒を飲んだ。
『ふっ……ぁ、それっ…なぁに?』
「っ…ラ、ライムだけどっ?」
『んーっ…僕もっ飲むぅー!!』
「わ、ちょっ…涼!」
涼が陸の飲んだお酒を求めて体重をかけてきた。お酒を零さないようにと気をつけてしまった陸は、そのまま涼と倒れ込む。だがおかげで何とか涼の部屋を汚さずにすんだ。
陸はお酒を遠ざけ、反応し始めた自身に渇を入れながらそっと…ゆっくりと涼の唇に自分のそれをくっつけた。
『んっ…ふ、ん…はぁぅ』
少し唇を擦ってやれば敏感になったそこは小さく開いた。そこから覗く赤い舌にちゅうっ…と吸い付く。
『ふぅん…っ…ぁ、あぅ…んんっ…』
「はっ…ん」
上に乗っかっている涼の頭を抑え、何度も繰り返し吸い付く。そのたびに跳ね上がる涼に気をよくし、涼を下に移動させながら腰をなぞる。
『ふっ…んはっ…えへへっ、陸ちんのお口あみゃーいっvV』
「っ///おまっ、涼誘ってんのか?!俺もう完起ち何すけど!」
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