[携帯モード] [URL送信]
結果
結果はテスト同様掲示板に張り出される。その前にはすでにたくさんの人がいて、涼たちに気づくと道を作った。そこを通って結果を見てみると…、

『わっ、受かったよ!』

3人とも見事に選ばれていた。文句なしの投票差。ダントツで決まったようで会計はやはり1人足りない状態でやっていくようだ。

これで正式に生徒会役員である。後は引き継ぎだけだ。…といってももうほとんど引き継ぎは終わっていて、実質以前から仕事を手伝ってきていたのだが。

その後は各役員同士で引き継ぎを済ませ、いよいよ新生徒会の誕生である。卒業までは香も元太もいるし、その後も陸と竜也も遊びにくる予定なので特に変わりはないが。





─トントン

『はーいっ』

「よー涼!」

『あ、陸ちん!どうしたの?』

「ん?いやー涼が生徒会受かったからお祝いしようと思って」

その日の夜、みんなと別れてそろそろ寝ようかと思っていたそのとき、陸が涼の部屋を尋ねてきた。お祝いといって差しだしてきたのはなんとお酒で、それに気づかない涼はありがとうといって受け取った。

[*前へ][次へ#]

23/32ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!