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推薦
「やることはやったよな」

『うんっ』

「俺、頑張ったよな」

『うんっ』

「……うるさい」

『か、海くんっ』

涼たちは今、前回のテスト後と同じように掲示板の前に立っていた。先日までに行われた実力テスト。みんなが全力を尽くした結果が今、発表されようとしているのだ。

いつも以上に周りには人が多い。みんな落ち着きがないようだ。そんなテストの結果は…、


1.涼(672/700)
2.海(629)
3.京一(621)


これだ。相変わらず涼は1位であるが、前回の屈辱を果たすために必死に勉強した海が京一に僅差で勝った。海はとても嬉しそうだ。

「さすがに涼には勝てないかー」

「俺にも勝てなかったがな」

「別に悔しくないけど?」

「………チッ」

悔しがる様子をみせない京一に舌打ちをするが、内心悔しいのに変わりはない。今度は京一が海を追いかける番になった。

そして残りの2人はというと…、


48.竜也
89.陸


という結果になった。2人とも順位も上がっているし、陸からすれば快挙だ。…だが、生徒会を目指すには無理がある順位でもある。

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あきゅろす。
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