3
「何回も何回も。それは次第に激しくなり、唾液の混ざる音が辺りに響く」
『ぇ、あっ…んんぅ…!!はむっ…んっあ…海、くっ…』
「っは、ミホはケイの名前を呼び、それが合図になった。ケイはミホの服の中に手を忍ばせ、ふくよかな胸を揉みしだく…」
すると今度は息があがっている涼の服の中に手を入れ、胸の突起を弄り始めた。さすがの涼もそれにはびっくりして海から逃れようとする。
『やっ、海くんっ!んやぁっ…ふぇ』
だが涼の力ではかなわず、海は本を手放してソファーに涼を押し倒した。
「涼…可愛い」
『やぁっ…ひあっ!ゃ…も、やだぁっ…』
胸への刺激が、いつもより強引な海が怖くなったのか、涼は顔を手で覆って泣き始めた。さすがにそれ以上やるわけにもいかず、海は涼を抱き起こす。
「ごめん。悪ふざけがすぎたな」
『っぇ…な、んでぇっ…?』
「涼が知りたいって言ったんだろ?」
『でもっ…!!…やってなんて…いってない』
ぷくーっと頬を膨らまして涼は拗ねてしまった。ああ可愛いなぁ…なんて思いながら海は気になったことを聞いてみる。
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