学園祭一日目
そして時は流れ学園祭当日。クラスの準備を終えた生徒は開祭式を行うため、体育館に集まっていた。みんなテンションが高い。
「ノってるー?」
「「イエーイ☆」」
「楽しもうぜ」
「「イエーイ☆」」
「笑ってー?」
「「いいと●ー!!」」
「イエーイこれから光沢祭始めまーす!」
「「うおぉぉお!!」」
ステージの上には実行委員。その周りにはたくさんの人が押し寄せ、声を張り上げていた。そんなテンションの中での会長の挨拶は凄まじいものだ。真っ暗な体育館、そこに照らされる一筋の明かりの中に香はたち、挨拶をする。
「怪我のないよう、せいぜい楽しんでくれ」
「「キャー!!」」
香もテンションが高いのか最後に人にはあまり見せない鬼畜な笑みを残し、ステージから降りた。それだけでもう半数以上が怪我をする事態だ。
だがそんなのはお構いなしに進行は進んでいき、大きな花火の音とともに光沢祭は始まった。
『ねっね、他のクラスみて回ろっ』
「行くぜっ!!全部制覇してやる」
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