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『も…止めて下さいっ!な…でこんな、こと』

「あ゙あ?…ってこいつ…」

「浅見…涼!!」

でかい男たちはイヤらしい目つきで、小さい男たちは怒りの目つきで涼をみる。

「エビで鯛を釣るってこういうのなのかもね。そいつもやっちゃってよ」

「うっひょ〜♪ラッキー」

涼を好きにしていいと知った男たちはターゲットを涼に変え、みんなで囲んだ。後ろにいた1人が涼を押さえつけ、他の人で服を脱がそうと手を伸ばす。

『っや…離し、てっ!』

「っ…浅見君は関係ないやん!手、ださんとい…ぐあっ」

─ガシャーン…

『斉藤先輩!!』

慌てて涼を助けにいった元太。しかし簡単に殴り倒されてしまう。あまりの勢いによってメガネは飛ばされ、ほぼ何も見えなくなった元太はそこから動けなくなってしまう。

『やだぁぁ…っ、うぇっ…ごめ、なさぁ…』

──────────

"口答えすんな"

"ゔぅ…ごめ、なさ…一兄ちゃっ"

"気安く呼ぶな"

──────────

目の前で人を殴る所を見てしまった涼。あの時のことを思い出して泣きじゃくってしまう。

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あきゅろす。
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