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涼が自分たち以外の人を肩もみしないように、担当時間はずっと居着いていようと考える英士であった。



『京ちゃんは何やるの?』

「あ……と、お化け屋敷だけど」

どこか言いたく無さそうに答えた京一。お化け屋敷をやるのはいいのだが、自分がお化けをやるのが気に入らないのだ。だがそれを聞いた陸が、

「んじゃみんなで冷やかしに行こうぜ」

なんていって涼を引き込むものだから京一のやる気は余計に無くなってしまう。

『こわ、いの?』

「まぁな。一応本格的にやるつもりらしいけど…」

『っ…陸ちん、止めようよ』

「えー大丈夫だって」

「ちょっと、涼が嫌がってるんだから1人で入ればいいでしょ」

「むっカチーン!いいんですー学園祭は楽しむもんなんですー」

「はぁあ?」

せっかく涼の味方として入ってきた英士なのに、陸と喧嘩を始めてしまった。これもまたいつものことになりつつあるので、涼は英士から離れて大地のもとへ近づいていった。

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あきゅろす。
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