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『あ、来たよっ』
「お、いよいよか…」
先生がやって来て少しずつ貼っていく。徐々に名前が見えてきて…、
1位、浅見涼(689/700)
2位、黒田京一(656)
3位、風立海(625)
京「すげー涼トップじゃん」
『わぁ、びっくりだぁ』
海「…京一に負け、た?」
陸「つか俺はどこー!?」
まだ名前が出て来ない。どんどん見ていくと…、
51位、田中竜也
…122位、風立陸。
陸「……」
海「…ふっ」
竜「あちゃーやっぱ無理だわ」
50位以内に入ることの叶わなかった陸と竜也。竜也はすぐに諦めがついたようだが、かなりかけ離れていた陸は納得いかない様子だ。ちなみに1学年240人ほどいるので、ちょうど真ん中という所だろう。
「どれどれ…?お、全部で10人か」
陸の横から難波が現れた。もし全員入っていたらと内心怯えていたので、ホッとしているようだ。
「よーし、じゃあその10人は夕食んときに食堂に集合なー」
そう言って手をヒラヒラさせながら去っていった。
(オマケ…87位、良
165位、南)
「あーみぃもおごって欲しかったー」
「何でだよー!?」
「それは、お前が、バカだからだ」
「っ!!海のおたんこなす!」
『陸ちん?!』
陸が走りながら去っていった。10人に入った人たちは憐れみな目を向けるのであった…。
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