大会
そしてそれから一週間竜也は補習を、陸はバスケの練習をしついに大会の日がやってきた。
『陸ちん!僕たちが応援してるから頑張ってね!!』
「おうっ、俺の活躍見てくれよな」
そう言って陸はチームのもとへ走っていった。陸のポジションはPG。あの陸が出来るのかとも思うが、陸だからこそできるポジションなのだ。
そしてゲームが始まった。応援する人は上へあがり、見ることができる。涼たちは真ん中を陣取り、見ることになった。
『陸ちん行けー!!』
ルールをあまり知らない涼。それでも陸が一生懸命やる姿はカッコよく、周りのテンションもどんどんあがっていく。
竜「あいつ、すげぇな」
海「ずっと続けてきたもんだからな」
『シュートー!!』
一年でスタメンは陸しかいない。しかも周りは185以上ある人ばかりで、その中で一際目立っていた。
味方にボールを渡しつつも、自分もガードをくぐり抜けシュートする。あっという間に点差は広がり、1ゲーム目は見事勝つことができた。
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