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プチ霊媒
はじまり4
でもなぜ、『葉山を?』

「え?俺が何??」

女は微笑んだまま頷いた。

『葉山と私を探してたんだと』

「お前はいいとしてなんで俺もだよ??」

[最近悪質な殺人や、恨みをもった自殺。日本のありかた。いろいろあるわね…。。だから、、昔は恨みや心配、結構悪質か善良かはっきり分かれていたり、何もわからず成仏出来ずにさ迷うなんてのが多かった。そして、霊媒術を扱える師、何かも多くてなんとかやっていたし、皆、仏や神を祭っていたわ。でも今は違う…減っている。そして、恨むために死んで行く人が多すぎるわ…悪霊はまだいいとしても、魔物にまでなるものも表れた。あなたもその辺の変化はなんとなく感じていたんじゃない?最近種類も数も増えたって。]
女は私を見た。
私は頷き先を促した。

『それで?』

[それで…怨むために死んでいったけど、行きていた頃の良心がいたんで、やりたくもない恨みをかけ続け、苦しんでいたのが、自らあなたを探しにきた霊。他の悪霊はあなたがついでに"処置"してきた。つまり成仏になるわね。でも、魔物はもう遅いわ…。あなたは魔物を"処置"出来たことはないわね?……そこで、お友達の力が必要なの]



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あきゅろす。
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