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九頁
ネックレス!?
確か一つだけあった。
彼女はアクセサリーが嫌いだと言っていたし、しているところを見たことがない。
だからネックレスを見付けた時、なんだ持ってはいるのか。と思った。

まぁ不思議ではなかったが。


そう友達に訴えると、友達は思い出すように教えてくれた。



「ネックレスは高校に入ったときにはしてたの。ワイシャツとネクタイで隠していたみたいだけど…。でも、いつの間にかしてなかったし。」




彼女はいつアクセサリーが嫌いになったのだろう。


そしてその子は続けた。



「違うやつかもしれないし、彼女ってお揃いとかもつタイプじゃないから偶然かもしれないよね。
でも、半年も探してるし、なんか手掛りになればいいと思って…。
何しろ、彼女がいつもネックレスしてた事自体、今思えば意外だし。」




もしそれがお揃いなら、彼女はそいつと付き合っていたのか??



誰とも付き合ったことがないといっていたが嘘なのか??



偶然なのか?




今はこれしか新しい手掛りはない。



僕は卒業アルバムの中をくまなく探した。



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