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五頁
何勝ち誇った顔してんだよ!と。でも彼は、後悔の色を大爆発せたようなオーラを放っていた。そんなこと僕が気付くはずもなく荒れ放題。それでも彼はただただ黙ってそこに居座る。僕は荒れるのにも疲れ、布団を頭から被った。話すなら話せよと思っていると、彼は静かに言った。

「あれは、日記ではなくで、彼女からの手紙だと思います。」

!!

僕はばさっと布団から起き上がり、彼に座れよといい僕も隣に座った、二人で煙草を吸った。
彼女が吸っていたのと同じ煙草を…。
『意味がわからない』

「彼女が鍵を見付けてくれた人、多分あなたか家族に書いた手紙だと思います。なんでこんなに面倒なやり方をしたのかは、しって欲しいけど、知って欲しい!でも知られたくないって思ったから…。だから彼女は俺に鍵を渡すとき、この鍵を誰か取りに来たら渡してもいいからと言ってた。でもここまで来る人はいないと思うけどって…。だから本当はあれを読んだ人が傷付くと判っていたんじゃないかな…でも…君は辿りついてしまった。彼女の望みは少し叶った。自分勝手な望み…。でもその後あんな事が起こるとまではあの時の彼女は考えなかった。昔の彼女ならわかったかもしれませんね?」





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あきゅろす。
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