panic game!
3
食堂まで結局一人で行くことに。
上級生が道案内係として立っていてくれたので悩まずにすんなり着いた。
さすが大規模校ということで、食堂の広さは物凄かった。
入り口から一番奥が見えない。
マジかよ。
ビックリしていると、どこからかマイクで話しているであろう声が聞こえた。
あれ、この声、新島先輩?
「それではルームメイト同士『阿吽』で座ってください。右から101号室、左に向かって380号室のようになります。分からなければ近くに立っている『生徒会』という襷を掛けている人に聞いてください。」
風あああ見あああ君あああどあああこ。
くっそ携帯番号なんてもちろん知らないしなぁ。
困ったなー誰かー。
とりあえず自分の番号のところに行こう。
「おっせ。」
「おいいいww」
風見くん既に座ってたwwwwww
ちきしょ素早いwwwwwww
それからはひたすら説明を受けた訳だけど 、その間に風見くんの連絡先をゲットすることに成功した。
ラインだけど。
……ラインだけど!
いや、別に『アドレスと携帯番号も教えてもらいたかったなぁ。ちょっと寂しいなぁ。』なんて思ってないけどね。
むしろたったの数時間でラインのIDゲットとか
よくやった俺!!
って誉めてやるレベルだと思うけどね。
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