[携帯モード] [URL送信]

panic game!
ハル「萌えぇぇぇぇ!!!」恂「落ち着けえぇぇぇぇ!!!」
入学式。


それは俺にとって戦いであり萌え供給であり生徒会メンバー把握という重要な意味がある。


今日からついに馬四ヶ高校の学生だねー☆友達できるかな超不安ー☆とかキャッキャウフフやってる場合じゃない。

それこそ血眼になって可愛い子とか不良とか腹黒先輩とか王道君とか俺様とか探さなくてはならないのだ!!!!

見極めなくてはならないのだ!!!!



「さあ出陣だ!!萌えへの第一歩!!気張ってこうぜぃ!!」
「黙れ」
「あだっ」





頭を引っぱたかれ、振り向けばそこには制服姿の風見くん!


かっけぇぇぇぇぇぇブレザー超似合うパネェェェェェェ\(^o^)/



「風見くん制服姿も素晴らしいね!ブレザーのちょっと着崩してる感がまたエロチック☆」
「きもいやめてマジで鳥肌。」
「その冷たい視線は俺じゃなく恂に是非。」



さっさと飯作れ、と台所を顎で指す風見くん。

そういやご飯は当番制にしてた。
今日は初めて俺が包丁をにぎる。






【レッツ☆目玉焼き】
「よっしやっぱり定番は目玉焼きだよね。」
「……ちょ、待って、卵そのままフライパンに乗せんな。」
「だって目玉焼き……(´・ω・`)」
「割れ。殻を割れ。」



【レッツ☆トースト】
「まず食パンを鍋にセットします。」
「するな。」
「えっ。」
「トースターの存在意義。」
「これ?タイマー2時間?」
「お前もそのトーストのようにしてやろうか。」
「閣下降臨おうふ(´・ω・`)」



【レッツ☆サラダ】
「これは出来る!トマト!きゅうり!レモン!バター!チョコ!」
「待って待って待って変なのある。」
「えっ。」
「レモンは百歩譲るがバターとチョコは何だ?いじめ?バターとチョコへのいじめ?俺へのいじめ?」
「糖分摂りたいなって(´・ω・`)」
「サラダで摂るな。」





結局ほとんど風見くんがやってくれた。美味しかった。
あかん。イケメンで料理出来るとかあかん。惚れてまうやろおおおおおお




お腹も脹れたところでいざ入学式へ!


[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!