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panic game!
ツンデレなのもいい加減にしなさい!!!
「ハル!!!」
「帰ああれ☆」


入寮して5日目。
入学式を明日に控えた今日はちょっとどこも慌ただしいみたいだ。

そんな中ついに来た。

藤縞 恂ノ介。

中学で同じだったやつ。なんか親衛隊とかいたみたいだけど俺からすれば『調子乗りやがってお前コノヤロウ』って感じだ。
イケメンっていえばイケメンだけど、残念なイケメン部類に入る。




「ひどくね!ちょ、痛い痛い痛い手挟んでるからね!扉開けて!!!」
「なーんーでー来たの。」
「入寮してから電話もラインも素っ気ないし部屋番教えてくれないし!」
「いちいち部屋探したの?すごいねストーカーの資質あるよ恂ノ介。」
「それを言うなら『わざわざ』でしょ!」



『ストーカー』にはツッコまないのかいwwww

うるさくて仕方ないから、仕方ないから(大切な事なので2回ry)部屋に入れてやった。




リビングに座って俺のゲーム(これ以上増やしたら燃やす、と風見くんに般若の形相で言われた)を漁りはじめた恂ノ介を目の端に捉えながら飲み物を用意してやる。

麦茶に砂糖でも入れてやろうかな。




「風見まひる、だっけ?同室者。」
「そう。イケメン。萌えが期待できますフフフ。」
「やっぱそれかwwwで、本人は?いねーの?」
「おでかけ中。」




ふーん、と興味なさ気に返事をして麦茶を受けとる。




「ゲームする?」
「する?」
「いや俺が聞いてるんですけど。」
「じゃあやろ。バイオ?でもハル弱いよね。」
「桃鉄一択だろjk」
「くっそ地味wwwwww」
「てめっ、KONAMIに謝れっ」


そして始まる桃鉄大戦。
ぜったい負けないっ!

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あきゅろす。
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