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panic game!
イケメンには容赦のないアッパーを。
心臓を掴まれたような感覚がした。
藤縞さんの言いたいことは分かった。
どうするか、どうなるかは俺次第…ってこと?
そんな判断力俺にはないんですけど(笑)



「超めんどくせー…。」


ちょうど独り言をつぶやいて天井を見上げたとき、知ってる声が聞こえてきた。
それも複数人。



「ハル?珍しいな、こんな所で。」
「もう夕飯の時間だよぉ?」
「奈都会長、山田先輩!」
「そんな隅っこで…。勉強してたんですか?」
「こいつに本とかって合わねぇなww」
「圭先輩!ついでに新島先輩!」
「ついでにって何だオラ。」


まさかの生徒会四人組登場。
つーか、なんなのこの人たちのオーラ?



「もう先輩たちいい加減にしてくださいよ?なんで私服…というかジャージ姿でもそんなイケメンなんですか?ふざけてんですか?とりあえずそのイケメン分けろ。」
「イケメン分けるってどゆことwwww」


俺の隣にある大きめのソファに腰掛けながら新島先輩が笑った。それに続いて奈都会長たちも座った。
ちょ、居座る気かよこの人ら。


「で、先輩方、談話室になにか用があったんですか?」
「生徒会の仕事が終わらなくてなぁ。しょうがないから集まってこれから話し合い。」
「部屋ではやらないんですねww」
「部屋に四人って案外狭いんだわ。」

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あきゅろす。
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