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優しい言葉
強い力で両頬を掴まれ、唇を奪われた私は暴れ出す。

『ウウッ……ウウウッ……』

田崎は構わず、私の口の中へ舌を入れ絡めて来た!
そうされるだけで、私は快楽へ堕ちて暴れるのをやめる。

『今のお前に必要なのは労りのSEXだ……』

唇を離すと、いつに無く優しい口調で田崎が言った。

『こんな事をして……井上様に知れたら、どうするんですか!?』

私は少しだけ強く田崎に言い返す。

『そうだな……奴隷を抱きたいと思ったのはお前が初めてだ。』

そう言いながら田崎は服を脱ぎ出していた!

(こんな事が井上様に見付かったら、田崎さんだけで無く私まで……)

頭でいくらそう思っても、キスだけで快楽に堕ちた軆はもう田崎を求めて私の言う事を聞かない。

田崎は全裸になると、私の隣に添い寝をする。

『井上様や他の男はお前に拷問に近い事をしていたのだろ?』

横向きになり、私の顔見ながら田崎が言った。

『はい……』

一番最初の足立や須永を除けば、私は普通に抱かれた事が無い。

『お前の軆はそれに順応したが、精神までは違う……俺はお前に安らぎを与えてやる。』

田崎の言葉に私の性器は蜜を溢れさせる。

『お前は井上様にこれから俺がする事を絶対に言わない……』

仰向けに寝ながら、顔だけを田崎の方へ向けて私は頷いた。

すると田崎はまた私に唇を重ねて来る。
私は田崎の口の中へ舌を入れ絡ませた。

(こんな風にキスをするのは久しぶり……)

井上や他の男にされる時は、嫌なのに軆だけが反応していた様な気がする。

永いキスが終わると、田崎は私の耳や首筋を丁寧に愛撫して来る…

『ぁぁっ……ンンッ……ンンッ……』

パジャマの上から乳房を優しく撫でられただけで、子宮まで快感が伝わる様だった。

『俺はお前を他の奴隷と違った目で見ていた……ずっとこうしてやりかった……』

『ぁぁっ……田崎さん……ンンッ……』

耳元で囁かれ、私はイキそうになる。

田崎はそんな私に耳への愛撫を続けながら、パジャマのボタンを外し出す。
パジャマの下は、ブラジャーもショーツも着けてない。
パジャマの上をはだけさせ、私の乳房をじっと見詰める田崎……

『可哀想に……こんな物を着けさせられて……』

そう言いながら田崎は乳首の先端を舌先で舐める。

『ぁっ……ぁっぁっ……田崎さん……イッちゃう……ぁっぁっぁっ……』

久しぶりの優しい愛撫に私は酔いしれ、絶頂しそうだった。

『お前の精神が癒されるまで、何度でもイケばいい……』

その言葉を聞き、私は潮を噴きながら絶頂した! 

-ウラコイ×


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