艶溽
一度の過ち№7
海外営業課の係長に昇進した浩一は海外出張もそれなりに多くなった
当然のようにひろみの淋しさも募っていった
「ああ～～、浩一さ～ん」
唾で濡らした指先が乳首を転がすと割れ目の奥は指の挿入を今か今かと待っていた
「く～っ…」
自分の身体だからどこが気持ちいいとかを知り尽くしているひろみは手指を浩一の肉棒に見立てて秘肉を抉るのであった
もちろんそれだけでも気持ちいいのだが、満足感は満たされなかった
ひろみはローターを取り出して乳首からクリトリスに押し当てた
今まであれほど自分を苦しめていたローターだったが今は手放せない必需品だ
「ああぁぁ～～部長さん…」
ローターを埋め込んだ上からバイブを挿入するとそういう事を教えてくれた伊原を思い出すのである
「イッちゃうぅぅ～～」
ひろみは下腹部をひくつかせて満足感に浸った
オナニーはすればするほど身を任せるセックスが恋しくなるものである
しかし恋しい浩一は居ないし伊原部長も忙しいのか声を掛けて来なかった
ひろみはオナニーに耽るしかなかったのだ
浩一は部下の男性社員二名と課長の草壁ゆう子の四名で海外出張に来ていた
ゆう子は海外出張も率先してこなす四十代半ばのやり手の課長だった
四人は一週間の交渉の末二億円の契約を取り付けた
その夜四人は祝杯をあげた
ゆう子は普段から男に負けまいと強気の姿勢で部下に接してきた
そんなゆう子は部下からやり手の女課長と恐れられていた
張りつめていた気持ちが契約を取れた事で緩んだのかゆう子はいつも以上に杯を重ねた
酔ったゆう子は浩一に部屋まで送ってもらった
ゆう子をベッドに寝かせた浩一が自分の部屋に戻ろうとするとゆう子が浩一に抱きついてきた
「私を一人にしないで…お願い…」
普段から気丈なゆう子は夫との亀裂が絶えなかった
「課長、困ります…」
ゆう子にキスをせがまれた浩一は焦ったがゆう子は無理やり唇を重ねてきた
「か、課長…いけません…」
自分も結婚しているしゆう子にも旦那さんがいるのである
社内恋愛が禁止されている訳ではなかったがダブル不倫はさすがに不味かった
しかし緊張の切れたゆう子にブレーキはかからなかった
キスをしながら浩一の股間に手を伸ばしてきた
「井上くん、私の事きらい？」
ゆう子の妖艶な眼差しに浩一の肉棒は反応してしまった
ゆう子はその肉棒を美味しそうにしゃぶりだした
「あうっ、課長…」
ひろみにもしゃぶらせた事もない浩一は肉棒の痺れに戸惑った
ひろみの母親と同じくらいの熟女のフェラチオである 若い浩一が我慢できるはずはなかった
「あっ…課長～」
大量のザーメンがゆう子の口腔内に流し込まれた
「うふっ、井上くんて若いのね」
男が自分のフェラチオでイッてくれるのは女としては嬉しいものだ
ゆう子はザーメンを垂らしながら井上のチンコをしゃぶり続けた
「か、課長、ダメです、もう…」
ゆう子は浩一のチンコをしゃぶりながら自分の淫部を浩一に押し付けてきた
パックリ割れた淫部を見せつけられた浩一…
ひろみの割れ目を舐めた事はあったが淫部そのものを凝視する事も奥まで舐める事も初めてだった
「ああ～～、井上くん、気持ちいいわあ～」
女のそんな乱れた姿を目にするのも初めてだった
勃起し続けた肉棒はゆう子の淫部に呑み込まれていった
「ああ～課長～」
浩一に跨がりおっぱいを振り乱すゆう子の腰使いはひろみでは味わえない気持ち良さを浩一にもたらした
口内射精した浩一の二発目は長くゆう子を悦ばせた
「すごいわ、すごいわ、井上くん…もっともっとちょうだい」
若い浩一に狂ったゆう子は制御が利かなくなっていた
「ああぁぁ～～イクイク～～井上くん…もっと突いてえ～～」
激しく腰を振るゆう子の淫部の中は浩一のザーメンで満たされていった
「ああ～～いい～～いいのお～～」
妻以外の女を抱いた浩一の心配をよそにゆう子は夫以外の若い男のザーメンを吸い出していた
「課長、すみません…」
ゆう子の割れ目から流れでる白い液体を見つめながら浩一はゆう子に謝った
「いいのよ、私が欲しがったからで井上くんは悪くないわ」
ゆう子は浩一を抱き寄せてキスをしてきた
自分の肉棒をしゃぶったその口にキスをするのはためらわれた
「こんな私の事嫌い？」
ゆう子はキスを拒んだ浩一をいぶかったが残念そうに諦めた
「井上くん、もう一度お願い…」
飽く事のない女の性欲は更に若い男を求めた
若い浩一にとっては三連発も苦にならなかった
これが最後と思った浩一は女の望みを叶えてやった
「あ～～いいわ、いいわあ～～、もっと突いて、もっと…」
激ピストンに狂うゆう子を満足させようと更に高速でピストンに励んだ
「ああぁぁ～～だめえぇぇ～～一緒にイッてえぇぇ～～イクぅぅ～～」
若い男の三連発に大満足したゆう子はその裸体を投げ出していた
やり手の女課長がやらせの女課長に変わっていた
伊原部長に弄ばれるひろみと夫との不仲の女課長の餌食になった浩一
これからの人生がどうなるかは誰にも分からないがひろみのお腹には新しい命が宿っていた
【終わり】
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