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艶溽
よみがえる過去6
五年ぶりに女を味わった洋子さんはパートから戻った千佳ちゃんと夕食の準備を始めていた

仲のいい母娘だ

千佳ちゃんの旦那さんが帰ってくると楽しい夕食だ

千佳ちゃんはそんな場に俺を呼んでくれた

仕事の時は会社の食堂で食べて帰るのだが仕事が休みの時は千佳ちゃんと旦那さんと食べる事が多かった

俺が世話になっている会社は建築現場などに作業員を派遣する会社で、多くの人は寮で生活していて俺のようにアパート暮らしをしているのは珍しかった

そのため食堂も完備されていて賄いのおばさんが仕切っていた

現場に行く時は直接行くが、現場からは直接帰らず会社に顔を出して食堂で晩飯を食べてくるのだ

こんな俺でも使ってくれる会社がある事はありがたいものだ

その晩、洋子さんはホテルに泊まると言った
狭いアパートは若夫婦の家財道具であふれ、確かに三人が寝るには狭すぎた

「洋子さん、俺のところでよかったら…」

「そうよお母さん、積もる話もあるだろうからそうさせてもらったら」

俺は娘の手前、洋子さんが承諾するとは思っていなかったが、二人きりになりたい若夫婦は洋子さんを俺に押し付けようとした

「でも…」

洋子さんも一応現役の人妻である
いくら昔から知っているとは言え、夫以外の男の部屋に泊まるなどあり得なかった

「いいじゃない、ここだと狭すぎるわよ」

更なる娘の後押し…

娘の勧めがあればそれを理由にする事ができた

「清一さん、構わないかしら?」

洋子さんは俺の部屋に泊まると決心したようだ

「あっ、清一さん…」

俺は部屋に入るなり洋子さんを抱きしめて唇を奪った

昼間のくすぶりを再燃させようというスケベオヤジのやりそうな事だ

「お風呂、入りましょ」

昼間は時間もなくて風呂に入る余裕はなかったが、今夜はひと晩一緒なのだ
時間はたっぷりあるのだ

服を脱がせて風呂場に連れて行った

シャワーをかけ、全身を泡だらけにさせて撫で洗った
もはや洗うというより撫でまわしに近かったが

「ああ〜〜、清一さん」

男に洗ってもらえるのも五年ぶりなら男を洗うのも五年ぶりなのだ

嬉し恥ずかし乙女の純情か

昼間の余韻がぶり返しまた抱いてもらえるという悦びに心が舞い躍った

「ん、ん、ん、ん…んぐっんぐっ」

ひと晩中、自由にできる余裕なのか昼間とは比べ物にならないくらいの濃密フェラチオだった

「う、う、う…」

俺は強力なバキュームに唸り声をあげてしまった

「舐めっこしましょう」

「はい…」

俺の誘いにチンコを咥えたまま反転しておマンコを顔の前に持ってきた

グロテスクと言ったら失礼だが歳相応の黒々したおマンコだ
中を開くときれいな肉色で淫汁で濡れて光っていた

俺は舌先を伸ばしてそのピンク色の肉を舐めた

「あうっ…くふっ…」

洋子さんはチンコを吐き出してあえぎ声を洩らした

そうされる事は分かっていたはずだが自分の意識と僅かなずれが身体を躍らせたのだ

「たっぷり楽しみましょうね」

お尻をグッと掴み力強く引き寄せて舌を激しく動かした

「だ、だめ、い、いや、激し過ぎます……いやあ〜」

もはやチンコを咥えている場合ではなかった

身体を反らせおマンコを俺に押し付けてきた

「だ、だめえ〜」

官能の小さな波に呑まれた洋子さんはお尻を小刻みに震わせて崩れ堕ちた

昼間も十分に満たされたはずだったが、女の身体は飽く事はないのだ

「自由にしていいですよ」

俺はバック状態で洋子さんを跨がらせた

「はあ、はあ、はあ」

洋子さんは大きく息をしながらチンコを割れ目に当てがいお尻をおろしてきた

「くあぁ〜」

本日二度目の割り裂かれだった

俺はお尻を掴んで揺さぶらせた

「あっ、あっ、あっ、んあ、んあ、んあ…」

それが引き金になったのか絶え間のないあえぎ声をあげながら洋子さんのお尻が激しく動いた

グイグイとお尻を押し付けながら前後に振ったと思ったら、今度は妖しくくねらせながら円を描き始めた

「いや、いや、いや、イッちゃう、イッちゃう、イッちゃうぅ〜〜」

その甘いあえぎ声はとても還暦おばさんとは思えないほどだった

こんなおばさんを放っとくなんて安雄もバカな奴だと思いながら小刻みに突き上げてやった

千佳ちゃんの献身ぶりは母親譲りかなと、つい比較してしまった

洋子さんは俺の言うままにチンコを挿したまま体の向きを変えた

俺と正対した洋子さんは再びお尻を振り乱した

チンコの挿入向きが変わると擦られる秘肉の場所が違うのだ

男には分からないが女がバックもフロントも求めるのはそのせいなのだ

洋子さんは俺の胸に手をついて懸命にお尻を揺り動かした

「あっ、あっ、あっ、もうだめ、もうだめ…清一さぁん」

いよいよ官能の大きな波に呑み込まれそうだった

俺は上体を起こして洋子さんを抱えあげるようにして身体全体を揺さぶった

「ああ〜〜、だめだめだめえ〜〜、イクっ、イクっ、イクうぅぅ〜〜」

昼間と同じように洋子さんのおマンコがグググッと締まってきた

「洋子さん、イグ──っ」

俺も本日二発目の噴火だった

洋子さんは俺に抱かれたままその身体をぐったりさせていた

俺はそのまま余韻に浸っていた 重かったが…

「ご、ごめんなさい、重いでしょ、降ろしてください…」

しばらくして気がついた洋子さんは恐縮がっていたが、俺は降ろさないでキスをした

「んんん…」

洋子さんは不自由な体勢ながら肘から先を振って俺を小さく叩いた

そういうしぐさは還暦おばさんには似合わないかも知れないが、少女がそのまま老けたみたいで可愛いかった

俺から降ろされた洋子さんはティッシュでおマンコから流れ出る液体を拭き取った

そして俺のチンコをひと舐めしてから別のティッシュで拭いてくれた

そういうところも不倫時代と変わらなかった
変わったと言えば俺の二発目がないという事だろうか

満足したのか洋子さんは俺の腕の中で安らかな眠りに堕ちて行った

真夜中過ぎ、眠っていたはずの洋子さんの手が俺の股間をさすっていた

脳は眠っているが身体は起きていたのだろうか

だとすれば五年ぶりのセックスは洋子さんには刺激的だったのだろう

五十代といえばまだ女として見る男は居るが、六十代となるとそうは居ない
その大半を男なしではあまりにかわいそうだ

「やだ、私ったら…恥ずかしい…」

しばらくそっと見守っていると目を醒ました洋子さんは手を引っ込めて俺から目をそらした

「いいんですよ、今夜は自由にしても 五年も放っとかれたら我慢もできませんよね でも応えられるかどうか分かりませんよ」

俺は洋子さんの手を股間に持ってきた

「はい…」

洋子さんは申し訳なさそうに股間をさすりだした

「あの…なめなめしても…」

俺が自由にしてもいいと言ったのに洋子さんは確認してきた

「はい」

俺は体をずりあげて股間を洋子さんの顔に持っていった

洋子さんは縮こまったままのチンコを空気と一緒に吸い込み、口の中でフルフル震わせていた

果たして肉棒は勃起するのだろうか

洋子さんは口の中で弄ぶように震わせたり舐めまわしたりしてくれた

しかし、10分経っても残念ながらチンコは勃起する事はなかった

「洋子さんが一生懸命してくれたのに、ごめんなさい」

俺はチンコ同様項垂れた

「いいんです、本当は私、ホッとしているの…私だって若くないですから」

俺と洋子さんは微笑みあって口づけをして、やっと眠りについた



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