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夏色の想ひ出
罪の連鎖F
沙智恵は亜紀に『好きにしていい』と言ったが、キスもしない亜紀を不思議がった。

沙智恵「亜紀さん、遠慮しないでバイブで虐めてもいいのよ…」

亜紀「速見先輩、私は先輩と仲良くなりたいんです。虐めたりなんてしませんよ♪」

沙智恵「でも…」

亜紀「えっ?まさか…先輩はバイブで虐められたいとか」

沙智恵「ま、まさかぁ…亜紀さんがしたいならって思っただけよ」

亜紀「うふふ、欲しいなら差し上げますけれど、夢中になりすぎて寺門先輩を忘れないでくださいね」

沙智恵「ねえ、どうして?」

亜紀「私はみんなが仲良くなれればいいだけなんです。
先輩を性の奴隷にしようなんて思っていませんよ、ただ…こういう悦びもあるって事を知って欲しかったんです」

沙智恵「やさしいのね亜紀さんて…」

亜紀「でも先輩、女の子だからって受け身だけでは飽きられますよ。時には淫らに求めないとですよ」

沙智恵「例えばどんな?」

亜紀「先輩は寺門先輩のおちんちんをしゃぶってあげてます?まんまんを舐めてもらってます?」

沙智恵「そ、そんな事…汚くて…」

亜紀「うふふ、先輩だってお尻がきもちよかったでしょ?プルプル震わせてたじゃないですか」

沙智恵「それはその…」

亜紀「確かにそのままじゃ汚いですが、お風呂に入ってきれいにしあえばいいじゃないですか」

沙智恵「でも、やっぱり…」

亜紀「しゃぶってあげると寺門先輩は悦びますよ♪しゃぶり方を知らないなら教えてあげますから」

そう言うと、沙智恵の手を取り指を口に含んで舌を絡めはじめた。

沙智恵「あ〜、亜紀さん…」

ぞくぞくとした感触が指先から伝わってきた。

亜紀「先輩も真似てみてください」

沙智恵の口腔に指を挿入してゆっくり動かした。
亜紀にされるがままに同じように舌を絡めていった。

亜紀「そうです、上手いですよ先輩!」

亜紀に褒められた沙智恵は、指先のぞくぞく感と口腔内の痺れ感にたまらず身震いしていた。

亜紀「相手を悦ばせてあげると自分もきもちいいでしょ?一緒にきもち良くなりましょうね」

亜紀と沙智恵は互いの指先を貪りあった。

沙智恵「ああ〜〜っ、亜紀さあ〜ん」

一時は亜紀の性奴隷になってもいいと思ったが、受け身だけでは駄目だと教えられた沙智恵は積極的になっていた。

互いの唾液でぐしょぐしょになった指先は、いつしか互いの秘処の中に沈み込んでいった。

亜紀「あうっ、先輩…きもちいいですぅ…」

沙智恵「私もよ亜紀さん…もう我慢できないの…もっと激しく動かしてえ〜〜ああ〜」

膣(なか)から湧き出る熱い淫汁を指先で感じると、躯の芯から燃え上がる妖艶な炎に包まれていった。

秘貝と秘貝を貪りあってから擦りあわせると、男とのセックスやバイブでの責めよりも強烈な快楽が襲ってきた。

沙智恵「ああ〜、すごいわ亜紀さん…すごすぎるの〜」

自分と同じ快楽を亜紀も感じていると思うと、悦びも倍増するのだった。

沙智恵「はあ〜はあ〜、亜紀さん…よかったわ…」

亜紀「先輩に悦んでもらえて私もうれしいです。この調子で寺門先輩とセックスを楽しんでください」

沙智恵「ええ、亜紀さんの言う受け身だけじゃだめって事がわかったわ、頑張ってみるから…」

亜紀の真の狙いは、沙智恵を真人に夢中にさせて和也から遠ざけようというものだったが、おまけ的に沙智恵の肉体も楽しんだのだ。

恋もセックスもしたい沙智恵は、亜紀の思惑通り真人に夢中になっていった。

沙智恵「真人、きもちいい?んぐ…うんぐっ…」

真人「沙智恵…上手いよ…嬉しいよ俺…」

亜紀に教えられたフェラテクだとは気付かない真人。
沙智恵の頭を押さえて必死にお尻を振った。

沙智恵「だめ、私は単なる捌け口じゃないから!いくだけなら一人エッチしたら?」

真人「ごめん…きもちよくてつい…」

沙智恵「フェラチオもセックスも二人で楽しむの!いいでしょ?」

女の子にそう言われたら、男は射精だけを目的にする事はできない。
フェラチオを楽しむ余裕が生まれ、沙智恵を慈しむようになっていくのだった。

沙智恵「亜紀さん、ほんとに何でも言ってね♪」

亜紀の過去を知らない沙智恵だったが、そんな事はどうでもよく亜紀を崇拝するようになっていった。

亜紀は一年生ながら、二年生の間でも巾を利かせられるようになり、和也とも気兼ねなしに話せるようになった。

亜紀「和也くん…」

和也「なんだよ?」

亜紀「私、和也くんとはずっと仲良くしていたいの、だから前のようなセックスはしたくないの…」

恋を楽しみセックスも楽しむために、今はセックスを封印しようと和也に宣言した。
和也も史織(亜紀の母親)の事があったので、亜紀の申し出を断れなかった。

そしてそれが、亜紀との恋を実らせて行く事に必要だと気が付いたのだ。

亜紀(由美おばさん、武志おじさん…本当にありがとうございました…)

父親に穢され続け、援交に明け暮れた日々が走馬灯のように思い出されていた。


続く

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