夏色の想ひ出
罪の連鎖D
亜紀「和也先輩!おっはよ」
登校途中で和也を見つけた亜紀は、駆け寄って腕にしがみついた。
和也「亜紀さん…おはよ…先輩はやめてよね」
亜紀「だって先輩だもん♪うふふ」
先輩と言われてちょっと恥ずかしかったが、悪い気はしなかった。
沙智恵「滝田くん、誰、この子?ちょっとお、なれなれしくしないでよね!」
速見沙智恵は、和也が高校生になってから仲良くなっていた女の子だ。
セックスはまだだったが、沙智恵の方から腕を組んで胸を押し付けてくるほど積極的な女の子だった。
沙智恵は亜紀を押して腕組みを外させた。
和也「速見さん、僕の大切な人なんだからやめなよ」
和也は男気を見せて沙智恵を押しこくった。
和也「亜紀さん、行こ」
和也は亜紀の手を引いて、足早に歩き出した。
沙智恵「何よあの女…あったま来ちゃう」
亜紀が何もしていなくても、女の恨みは女に向けられるものだ。
亜紀「和也くん、ひょっとして、あの子と付き合っていたの?」
和也「僕は付き合ったなんて思っていないけど…」
亜紀「あの子はそう思っていないんじゃない?」
和也「別にいいよ、向こうが勝手に腕を組んだりしてくるだけだから…」
亜紀「でも…」
少し不安に思ったが、和也が守ってくれると信じていた。
亜紀「和也くん、今日、寄ってく?」
和也「うん、いいよ」
放課後、亜紀が校門で待っていると校舎から和也が男友達(寺門真人)と出てきた。
真人「和也、もう、新入生に手を出したのか?」
軽く肘で突く真人。
学年によってリボンの色が違うので、亜紀が新入生だとわかったのだ。
和也「違うよ、小学校の時からの知り合いだよ」
亜紀「大城亜紀です、こんにちは。和也先輩の後を追って同じ高校に来ました、よろしくお願いします」
亜紀は体を90度に曲げてお辞儀をした。
真人「あっ、はい…いえ…寺門真人です、こんにちは…」
真人は、あまりの丁寧なお辞儀にどぎまぎしていた。
和也「じゃあな真人、また明日」
真人「あ、ああ…」
真人は二人の後ろ姿を見つめていた。
女子高生の姿など他にもいっぱいいたが、亜紀の膝上20cmの絶対領域に見入っていた。
沙智恵「真人、なに見てんのよ?あっ、和也くん…」
仲睦まじく歩く和也と亜紀を見つめていたが、亜紀に対しては睨みつけているようだった。
沙智恵「真人…」
何やら耳打ちをした。
亜紀「和也くん、ここなんだけどさ…」
無理やり詰め込んだ中学生の勉強だから、わからないところもあるので和也に教えてもらっていた。
二人きりになると先輩はなくなり、タメ語になっていた。
ある日亜紀は、沙智恵に誘われてマンションに来ていた。
沙智恵「亜紀さんてかわいいわね♪和也くんとは特別な仲なの?」
亜紀「特別とか、そんな仲ではありませんが勉強とか見てもらっています…」
沙智恵「ふうん、そうなの?
まあ、遠慮しないでジュースでも飲んでよ」
亜紀「はい、いただきます」
亜紀は、仲良くしようという気配を感じられない沙智恵を警戒していたが、ジュースを一口飲むと眠ってしまった。
沙智恵「真人、さっさとやってよ、こんな女…」
真人「ほんとにいいのか?」
沙智恵「いいわよ!めちゃめちゃにしてやれば和也を諦めるでしょうから!それに、真人もやりたいんでしょ?」
真人「ま、まあな…」
真人は亜紀に覆い被さりキスをした。
そして、胸を揉みはじめた。
亜紀「寺門さん、胸を揉んでていいからそのまま聞いて…」
亜紀は沙智恵に聞こえないように真人に話しかけた。
真人「えっ?」
亜紀「恥ずかしいからとか何とか言って速見さんを追い出してくれない?」
真人「眠ってないのか?」
亜紀「薬なんて気付いていたわよ、それより無理やりエッチして強姦罪で訴えてもらいたい?」
真人「い、いや、それは…わかったよ」
訴えられたらたまらない真人は、亜紀の申し出を受けた。
真人「沙智恵、見られてると勃たないから出てってくれないかな、終わったら知らせるからさ」
沙智恵「真人も案外気が小さいのね…わかったわよ」
沙智恵は笑いながら部屋から出て行った。
亜紀「寺門先輩、ありがとうございます」
真人「いいよ、それよりこれからどうするんだよ?」
亜紀はそれに答えずブラウスのボタンを外した。
真人「大城さん…」
亜紀「早く舐めてよ…唾液がついていないとバレちゃうから」
真人が唖然としていると、ブラジャーをずりあげておっぱいをあらわにした。
まさかそんな展開になるとは思っていなかったが、言われるままに乳首にしゃぶりついた。
亜紀「うくぅぅ…」
援交以来のビリビリとした感覚がよみがえってきた。
真人「ご、ごめん…」
亜紀「いいから、唾液だらけにして」
真人は、思わず口を離したが亜紀に押さえられた。
乳首を口に含ませながら真人の股間に手を伸ばした。
単純というと真人がかわいそうだが見事に怒脹していた。
ベルトを外しブリーフの中からそれを引っ張り出して、やさしく扱きだした。
真人「大城さん、何を…」
亜紀「何をって、寺門さんは私を抱くんでしょ?速見さんにそうするように頼まれたんでしょ?」
真人「そうだけど…」
亜紀「やっぱりね…エッチはさせてあげられなくて残念だけど、お口でいかせてあげるから、それで我慢して」
真人「大城さん…」
ギンギンの肉棒にコンドームを被せてしゃぶりはじめた。
亜紀「ングッ、ングッ…」
真人「うぐう…」
亜紀の、援交で養った口淫と舌技で真人の肉棒は膨張度を増していった。
玉々を撫でて、肛門の手前をつついた。
真人「だ、ダメだ、大城さあん…」
真人は亜紀の口腔内で破裂してしまった。
真人「大城さん、ごめん…我慢したんだけど…」
亜紀「いいの、私こそこんな事させてごめんなさい…」
真人「いやいい、俺はきもちよかったからいいけど…」
亜紀「いやいや、こんなの、いや…お願い、抜いてよ〜、やだったら…だ、だめえぇ〜いやああぁぁぁぁ〜〜」
亜紀は真人に静かにするようにサインを送り、パンティーの股布をずらして唾を秘処に塗りつけながらドアの外まで聞こえるような声を張り上げた。
それから、いいわよと言って床に体を横たえた。
真人「沙智恵、終わったぞ」
呼ばれた沙智恵がドアを開けて入ってきた。
亜紀「て、寺門さん…こんな事するなんて…ひどいわ…」
真人「そうでもないだろ!きもちいいってケツ振ってたくせによ」
亜紀の様子をスマホに納める沙智恵。
沙智恵「いいザマね、これからは和也にちょっかい出さない事ね」
真人「もういいだろ!」
真人はそう言って、沙智恵からスマホを取りあげて画像を消した。
沙智恵「何すんのよ!大事な証拠じゃないのよ!」
真人「俺達が証拠だろ?だったらいらねえだろ。あんたももういいから早く帰んな、誰かにチクったら俺達はベラベラ喋るからな」
亜紀は涙を拭(ぬぐ)いながら部屋を後にした。
真人「沙智恵!」
亜紀が居なくなってしばらくすると、真人は沙智恵を抱きしめキスをした。
沙智恵「んん…うぅん…」
沙智恵は真人を剥がそうとしたが、舌を絡められ胸を揉まれると抗がう気力が失せた。
沙智恵「ああ〜〜真人〜」
自ら舌を絡め、真人の手を秘処に導いた。
先ほどの亜紀の声を聞いてその様子を想像した事で、我慢できないほど濡れていた。
真人はスカートを被りびしょ濡れのパンティーに口をつけた。
沙智恵「ああ、真人〜〜、恥ずかしいから脱がせてよ…」
人は、まず目で見て判断したり安心したりする。
情報の99%は視覚から得られるからだ。
それが、スカートで隠されているので妄想が膨らみ羞恥心を煽られるのだ。
羞恥心は気持ち良さを昂らせた。
スカート越しに頭を押さえてお尻をグラインドさせて、秘処をぐいぐい押しつけた。
沙智恵「真人〜〜※★」
パンティーを脱がされベッドに寝かされて肉棒を挿し込まれた。
沙智恵「あ〜、ハア、ハア、まさと〜」
沙智恵の悶える顔は幸せ色に染まっていった。
亜紀は、自分が居なくなったら沙智恵を抱くように耳打ちしておいたのだ。
真人「沙智恵、もうあの子にちょっかい出すのはやめろよな!」
沙智恵「なんでよ?」
真人「仮にもレイプされたんだぞ、それがどういう事が沙智恵も女ならわかるだろ?」
沙智恵「……」
真人「沙智恵、今更謝っても許してもらえないかも知れないが、もう一度やり直せないかな…」
沙智恵「真人、そういう事は抱く前に言ってくんない?抱かれたすぐ後に嫌だなんて言える訳ないじゃん、ばか…」
沙智恵と真人は中学時代から付き合っていた。
恋人とか恋愛感情が芽生えたとかじゃなかったが。
高校に入学してからも仲良くしていたが、真人がちょっとした浮気心を出した事で大喧嘩になった。
結果、沙智恵は当て付けに真人と仲の良かった和也に擦り寄っていたのだ。
真人「もう、沙智恵以外の女の子には目もくれないから」
沙智恵「ぶっあかぁ、あの女を抱いたんでしょ!」
真人のおちんちんをピンと弾いた。
真人「あはは…まいったね」
沙智恵「うふふ」
真人に抱かれて満足した沙智恵は真人を許す事にした。
沙智恵「何だろこれ?」
机の上にクリームとメモ用紙が置いてあった。
和也「真人、速見さんとよりを戻したんだな」
真人「ああ、二度とよそ見しないって謝ってな」
沙智恵「和也くんごめんね」
沙智恵と真人が腕を組んで登校する脇で、亜紀と和也が手を繋いでいた。
沙智恵(亜紀さん、あなたのおかげよ、ありがとう)
沙智恵の亜紀を見る目が、亜紀にそう言っていた。
真人(亜紀さんのおっぱい、透けるようにきれいだったなあ…それに、フェラチオもきもちよかったし…)
真人は亜紀が手コキじゃなくて、何故フェラチオだったのか未だに考えていた。
亜紀(沙智恵さん、真人さんを離さないようにね。真人さんがどう思っているかは真人さん次第だけどね♪)
意味深な怪しい目で沙智恵と真人を見つめる亜紀だった。
続く
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