夏色の想ひ出
『あなた』
由美「うまくやっているかしら…」
武志「さあ、どうでしょう…人、それぞれですからね」
由美「あなた♪」
由美が突然、武志をあなたと呼んだ。
武志「えっ?どうしたんですか由美さん…」
由美「ちょっと言ってみただけです…ダメですか?」
武志「いいえ、嬉しいです」
由美「武志さんも『お前』って呼んでくださる?」
武志「それはちょっと…」
由美「ですよね、ごめんなさい…」
武志「いえ、俺の方こそごめんなさい」
由美「ちょっと待っていてください…」
由美は、ずっと昔に買ってもらったキャミソールとレギンスをまとってきた。
武志「由美さん、それは」
由美「うふふ、武志さんから戴いたわたしの宝物です」
素肌が透けて見えて、妙になまめかしい姿だった。
武志「由美さん、きれいですよ」
多少ぜい肉がたぶついていたが、年齢を重ねた女性ならば仕方のない部分もあるのだ。
しかし、肌の色艶はあの時のままだった。
由美「これでお願いしてもいいですか?」
武志「いいですよ」
由美「こら武志!またエロビデオ見てオナニーして…部屋が臭くて堪らないわよ!」
武志「ごめん姉ちゃん…でもほら、この女優の尻(けつ)のくねらせ方、最高だよ」
由美「何よ、それくらい…姉ちゃんの方が上手いわよ!」
武志「うそだあ、女優だよ女優、姉ちゃんに出来る訳ないよ」
由美「嘘じゃないわよ!実演してあげるから、おちんちんを出しなさい!」
武志「えっ?いいよ…今出したばかりだから勃たないよ」
由美「うるさい!つべこべ言わないでパンツ脱いで!」
由美は、武志がパンツを脱ぐのを待ちきれずに肉棒を引っ張り出してぱっくり咥えた。
玉々をなでなでしながら、唇をすぼめて肉棒をしごいた。
武志「姉ちゃん…」
一人エッチで果てたばかりだというのに、由美の口腔内でみるみる膨張していった。
由美「どお?姉ちゃんのフェラも満更じゃないでしょ?」
武志「う、うん…もっとしゃぶってよ姉ちゃん…きもちいいよ」
由美「武志、はっきり言いなさいよ、おまんこに挿れたいんでしょ?」
武志「うん、姉ちゃんのおまんこにおちんちんを挿れたいんだよ、早く挿れさせて…」
由美「その前におっぱいで挟んであ・げ・る♪」
由美は肉棒を乳房で挟み、突き出た先端をペロペロ舐めてやった。
武志「ね、姉ちゃん…で、出るよ〜」
由美「我慢するの!出したらちょん切るからね」
武志「だ、だめだよ〜で、出るう……えっ?」
寸止めされた武志だったが、腰は動き続けた。
由美「ばっかみたい、盛りのついた犬じゃない、あはは」
武志「だって…姉ちゃんがいじわるするから…」
由美「いいわよ挿れても!」
武志「舐めてもいいでしょ、姉ちゃんのおまんこ?」
由美「いいわよ舐めなさい!姉ちゃんをきもちよくしてよね」
武志「うん、姉ちゃんのおまんこきれいだよ、淫汁もおいしいよ」
由美「武志も上手くなってきたじゃない、姉ちゃんきもちいいよ」
ピチャピチャという子犬がミルクを舐めるような音が響いた。
由美「あ──っ、武志ぃ〜、もっと激しく動かしてぇ〜クリちゃんも吸ってぇ〜〜」
武志「こう?これでいいの?どんどん濡れてくるよ姉ちゃん…」
由美「そうそこよそこ…もっと動かして…吸って…もっと吸ってよ〜」
武志「姉ちゃんのこれも勃起するんだね…どんどんでかくなってきたよ」
由美「そ、そうよ…きもちいいんだもん、武志、上手よ…ああ〜、挿れて、早く挿れてよ…武志のおちんちんがほしいの…挿れてぇぇ〜」
武志「う、うん…」
由美「武志─、ずんずん突いてぇ〜、もっと奥まで突いてよ─」
武志「あぁ…姉ちゃん…締めすぎだよ…痛いよ…」
由美「もっと動かして!もっと…もっと動かしてよ〜」
武志「こう?これでいい?」
由美「ああぁぁぁぁぁ〜、たけしぃぃぃ〜、姉ちゃん、いくぅぅぅ〜、きもちいい〜」
武志「姉ちゃ〜〜ん、俺もいくよ──」
由美「あ─っ、武志〜、いくううう…」
由美は、武志に跨がりキャミソールを振り乱してお尻をくねらせた。
久しぶりの『ごっこ遊び』に大満足の由美だった。
特に姉と弟の想定は、武志を堂々と呼び捨てにできるので好きだった。
由美「武志さん、ありがとうございます」
武志「すっきりしましたか?ストレスは溜めない方がいいですからね」
由美「ええ、すっきりしました♪明日からの野良仕事も頑張れますわ、うふふ」
武志「由美さんが悦んでくれて嬉しいです」
由美「わたしも武志さんに悦んでもらえて嬉しいわ、チュッ」
惰性で夫婦生活を送っているとつまらないと不満を洩らすようになるが、たまには目先を変えたプレイも必要なのではないだろうか。
続く
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