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夏色の想ひ出
紅を引く
翌朝、仕事のある靖雄と友行は東京に戻った。

澄江と鷹栖は、式場の予約など結婚式の準備のために帰っていった。
一緒に、久美子と蘭子を含めた高校生達と和代も帰った。

健太と智子も宿題を済ませなければならないので家に戻っていった。

和也と亜紀は、宿題をしながら友也と陽子と奈津実の勉強を見てやっていた。

由美と孝子と史織は、子供達の様子を見ながらお茶を飲んでいた。
由美の膝の上であゆみがあくびをしていた。

孝子「お義兄さんの手伝いに行かなくていいの?」

由美「野菜をもいで来るだけだからいいって言われちゃった」

史織「畑もやっていらっしゃるんですか?忙しい毎日なのですね」

由美「畑というほどでもないですけれどね」

中学生との色欲に溺れた主婦とその中学生の母親の間に、気まずい空気が漂っていた。

さすがの由美も、その空気をどう払っていいのか戸惑っていた。

武志「ただいま、美味しそうなトマトと胡瓜でしょ?」

収穫直後のトマトと茄子と胡瓜はみずみずしい表情をしていた。

武志「孝子さんと史織さんにお願いがあるんですけど、いいですか」

孝子「はい、何でしょう?」

武志「家の周りの草むしりをお願いできませんか?」

武志は二人をお客扱いにはしなかった。

由美(やっぱり武志さんね、思いもしなかったわ)

膝を突き合わせてお茶を飲んでいても、余計な事を考えてしまうものだ。
何かに没頭していれば、少しは気も紛れるだろう。

由美「わたしもお手伝いします」

手拭いをほっかむりしてあゆみをおんぶした姿は、すっかり農家の女将さんだった。

由美「何笑ってるの、あなたたちもよ」

手拭いと手袋を手渡すと、孝子も史織も農家の女将さん姿になった。

四人は汗を拭きながら草むしりに精を出した。

和也「僕達も手伝うよ」

友也「僕も」

陽子「陽子もやるう〜」

奈津実「私も〜」

大人も子供も入り混じって一時間ほど汗をかいた。

武志「ありがとう、スイカを用意しておきますので汗を流して来てください。和也くんと亜紀ちゃん、お願いしますね」

和也と友也が先に入っているところへ陽子と奈津実が入っていった。

普段から奈津実をお風呂に入れていた友也は、馴れた手付きで陽子も洗ってやった。

由美「どうしたの亜紀さん?和也くんのおちんちんが陽子に洗われてしまうわよ♪」

亜紀「だって…」

由美「はいはい、後がつかえているから早く〜」

半ば無理やり脱がして送り込んだ。

友也が陽子を洗っていて、和也は奈津実を洗っていた。

陽子「お姉ちゃんも洗ってもらったらいいよ」

物心がついてから一人で入浴してきた亜紀は、恥ずかしくてたまらなかった。

由美「どうしたの亜紀さん?和也くんの背中を流してやったら?」

衣服を脱いで入ってきた由美は、亜紀を和也の背後に立たせて友也の背中を流しはじめた。

友也「あ、ありがとうございます…」

亜紀はまごつきながら和也を洗いだした。

武志「孝子さんも史織さんも行ったらどうです?それとも俺と入りますか?」

抱いていたあゆみを置いて二人の背中を押した。

二人は顔を見合わせて仕方ないかという表情で入っていった。

お風呂場はドンチャン騒ぎとなった。

由美「和也くんのおちんちんを洗ってあげたら?亜紀さんも洗ってもらったら気持ちいいわよ、うふっ」

亜紀に小声で囁いた。

亜紀「うん」

何度もセックスしてきたが汚されるだけできれいにしあった事のない二人は、照れあいながらも洗いっこしていた。

史織「由美さん、ありがとうございます…私、そういう事に気付かなくて…」

由美「忙しい毎日だから仕方ないわよ。さっ、史織さん、娘さんと取り合いっこよ♪」

史織「取り合いだなんて…」

由美「あら、うちでは毎日取り合っているわよ、うふふ」

史織「はい」

和也とはセックスの前後に洗いあった事のない史織は、和也と亜紀をまとめて洗いはじめた。

亜紀「だめ、私が洗うの!」

史織「なんで?お母さんにも洗わせてよ」

これからセックスをするためではなく、労働の汗を流しあう事に喜びを味わう母と娘であった。

孝子「あんたも洗ってあげなさいよ」

和也のおちんちんをピンと弾いた。

友也は奈津実で馴れていたので平気で陽子を洗えたが、由美に流してもらってまんざらでもなかった。

武志「ありがとね、おかげで庭木も喜んでますよ。スイカ食べてくださいね」

子供一人一人に声を掛けた。

孝子「お義兄さん、ありがとうございます」

史織「武志さん、ありがとうございました…」

わだかまりが消えたわけではないが、共に汗を流して少しはすっきりした二人だった。

武志「拭いてあげようと思ってたのに…」

由美「武志さん!ひっぱ叩くわよ!あゆみを流してやってください」

武志は催促されて風呂場に消えた。

史織「愉しい方ね、うふっ」

由美「行くわよ♪」

熟女三人は身に付けたものを脱ぎ捨てて風呂場になだれ込んでいった。

武志「ぎゃ─っ」

由美「見たかったんでしょ?じっくりごらんになって」

熟女達はおっぱいを持ち上げて武志に押し付けた。
あゆみを抱いていた武志はされるがままだった。

奥さん公認だから罪の意識も薄れていた。

由美が「いいわよ」と囁くと武志の肉棒はムクムクとそびえ立った。

史織(すっ、すっごい…)

泡だらけだったが、中学生の和也や夫にはない怒脹ぶりに驚嘆していた。




由美「亜紀さん、いらっしゃい」

海水浴に行く準備をしている亜紀の唇に、薄く口紅を引いてやった。

亜紀と和也は手を繋いで海に向かっていた。
二人に笑みがこぼれていた。


続く

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あきゅろす。
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