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夏色の想ひ出
娘の悪夢
史織「和也君、上手くなって来たわね…おばさん蕩けちゃうぅぅ…」

欲求不満の女体は飽くことなく和也の肉棒を求めた。

和也も、じっとしていてもきもちよくしてくれる史織に飽きる事はなかった。

和也「おばさん、おばさんのおまんこっていやらしいんですね、ぐにゅぐにゅして…でもきもちいいですよ、おばさん」

動画で覚えた卑猥な言葉を耳元で囁いた。

史織「いやいや、そんな事言わないで…」

夫にも言われた事もない言葉に淫汁がこれでもかと溢れてきた。

初めは欲求不満の雌豹が和也という獲物を貪っていたが、最近では立場が入れ替わっていた。
じっとして史織に身を任せていた和也だったが、積極的に史織の体を弄んだ。

史織は肉棒を挿入されながら秘芽と菊花を弄ばれた。

史織「あうぅ、だめだめ、そんなの、いやいやいやあ〜〜おかしくなっちゃう〜、和也君…和也君…」

史織は先に崩れ堕ちる事が多くなった。

これも動画の影響だった。


亜紀に対しても動画のようなセックスを要求した。
自分の言う事を利かせようとしたのだ。

亜紀も初めての男に嫌われたくなくて言う事に従った。

和也を咥えながらオナニーもするようになったし、お尻を突き出して惜しげもなく秘穴を拡げて見せる事もした。

亜紀「あっ、あっ、あっ…和也くん、きもちいいの、和也くんもきもちよくなって…」

勉強も大事だったが、愛を確かめあう事も大事だった。

動画の影響なのか、女の子を捌け口としてしか視なくなった。

勉強もそっちのけで史織を抱いていた時、恐れていた事が起きた。

いつもより早く帰ってきた亜紀は玄関で和也の靴を見掛けたが、自分の部屋にもリビングにも和也の姿はなかった。

家中を探していると夫婦の部屋から喘ぎ声が聞こえたのでドアを開けてしまった。

亜紀「か、和也くん…どうしてママと…ママも不潔よ…」

とうとう史織との事がバレてしまった。

和也「待って亜紀さん!こうなれば一緒に楽しもうよ」

亜紀「いやよ、離して…」

逃げようとする亜紀の腕を掴みおっぱいを鷲掴みにした。

和也「いいじゃない、大好きなママと一緒だよ」

亜紀「ああ…」

胸に痛みはあったが、痺れる快感に和也の足元に膝まづいた。

和也「ほしいんだよね」

史織の淫汁で濡れ光るものを口元に押し付けた。

亜紀「んん…」

そのつもりだった亜紀は躊躇わずにしゃぶり出した。

史織「亜紀、あんたまさか…そんな…」

史織は口元に手を当てて息を呑んだ。

和也「そうですよおばさん、亜紀さんとは一年くらいになりますよ」

史織「ああ…そんな事って」

娘の事実を知って愕然となったが、一度着いた火は消せなかった。

男の肉棒を娘と奪いあった。

バックで責め立てられ隣で娘が指マンされている姿に、嫉妬の淫汁が溢れてきた。

和也「次は亜紀さんだよ」

亜紀「はあっ、和也くん、ママに負けないから…ああ〜」

バックからの挿入に史織顔負けの尻振りダンスで応えた。

史織「和也君、和也君…」

史織も母親の意地なのか、娘に負けじと指をグイグイ締めてきた。

亜紀「あぁぁ…ダメえ〜」

史織「私もだめぇ…」

二人は仲良くベッドにつっ伏した。

和也「母娘なんですから仲良くしてください、あはは」

亜紀と史織の耳に和也の笑い声がいつまでも残っていた。

中学生になって初めての夏休みを迎えていた。

亜紀「うぷっ…うぅ…」

口元を押さえて流しに屈み込んだ。

友行「どうした?具合でも悪いのか」

史織「……あんたまさか」

大城友行(亜紀の父親)は中学一年の娘が妊娠しているとは夢にも思っていなかった。

娘の事実を知った友行は史織の頬をひっぱ叩いた。

友行「お前がついていながらなんてザマだ!お前なんか母親失格だな」

その怒りを持って靖雄の所に乗り込んだ。

友行「てめえんとこのガキはとんでもねえ悪ガキだな。中学生の娘を傷ものにしやがってどう責任取るつもりだ!」

友行は亜紀を大事な娘だと怒鳴り散らしたが、子育ては史織に押し付けて会話もほとんどない父親だった。

自分の怒りを撒き散らして責任を靖雄達に押し付けるだけだった。

靖雄「大城さん、息子が、息子がとんでもない事を…」

靖雄と孝子は平謝りに謝るしかなかった。

大城一家が帰ると靖雄の怒りは和也に向けられた。

孝子「あなた、やめてください。あなたも私も和也を責められないわよ…」

女房にそっぽを向いて他の女にうつつをぬかした靖雄。
仕返しとばかりに他人の肉棒を貪った孝子。

そんな二人が和也を責められるはずはなかった。
しかし、悠長な事を言っている暇はなかった。

孝子は由美に救いを求めた。

よく日、陽子とあゆみを抱いた由美と武志がやってきた。

由美は挨拶もそこそこに和也に手を挙げようとしたが、武志に止められた。

武志「和也くん、男の子は女の子を守る生き物だと言いましたよね?」

和也「はい…」

武志「その女の子を守った結果ですか?」

和也は横に振った。

武志「じゃあ、その女の子に謝りに行きましょう」

和也「でも…」

和也は、どんなに怒られても最後は親が尻拭いしてくれると思っていた。

武志「でもというのは、和也くんは悪くないと思っているのですか?」

和也「ううん、ただ…」

武志「ただ?恥ずかしいですか?煩わしいですか?謝りたくないのですか?」

和也「……」

和也は黙ってうつ向いた。

武志「何黙ってんだよ!てめえが孕ましたんだろうが!中坊のくせして責任取れねえ真似してんじゃねえぞ!てめえのような奴は足腰立たなくなるまでヤキ入れてやっから、歯ぁ食いしばってろ!

床が抜けるかと思うほどの大声だった。

武志が拳を振り挙げると頭を抱えて怯えた。

和也「ごめんなさいごめんなさい、謝りに行きますからごめんなさい…」

動画に感化されて女性を弄ぶ事はできても、信念や度胸のない和也が武志に敵うはずはなかった。

由美と陽子とあゆみ、友也と奈津実を残して亜紀の元へ向かった。

武志「いいですか、謝るのは和也くんだけですよ」

孝子「どういう事?」

武志「孝子さんたちは子育てが間違っていたと言うつもりですか?」

孝子「それは…」

武志「子育てに正解があるのですか?一人一人、一軒一軒みな違うはずです。和也くんと友也くんだって違って当たり前です、だから謝る必要はないですよ」

孝子「はあ…」

靖雄「ここは武志さんにお任せしようじゃないか…私達はあれほど和也を叱れなかったんだから」

孝子「そうね、お義兄さんお願いします」

武志「はい、和也くん、ちゃんと謝れますね」

和也「う、うん…」

孝子「和也、はいでしょ」

武志「孝子さん、でしゃ張らないでください。和也くんが考えた和也くんの言葉でないと意味がありませんから」

和也はこの時、妊娠させた事はもちろんだが子供の事に気付いた。

和也「おじさん、子供の事も僕が責任取らなきゃだめですよね…」

武志「そうですよ、女の子のお腹の子の父親ですからね」

和也「そうですか…」

ここで初めて事の重大さに気付いた。

父親になるとはそれだけ重いものなのだ。
単に頭を下げて済む事ではなかった。

和也は亜紀に会うなり床に頭を擦りつけた。

和也「亜紀さん、妊娠させてしまってごめんなさい…でも僕、父親になっても育てていけません。ですからお腹の子供は諦めてください…お願いします」

友行「なんだと!娘を傷ものにしておきながら子供は諦めろだと、ふざけるな!」

友行は和也を足蹴にした。

史織「あなた、やめてください」

史織は思わず和也を庇った。

友行「うるさい、お前は口出しするんじゃない、だいたいあんたらも子供にだけ言わせて何も言わないつもりか」

史織を足蹴にしながら怒りを靖雄夫婦に向けていた。

武志「それくらいにしませんか」

友行「なんだあんたは!関係ないんだから黙ってろよ」

武志「そうですね、関係ないから黙れと言うなら大城さんも黙ったらどうですか」

友行「なんで俺が関係ないんだよ」

武志「関係あると言うなら娘さんの事は全て知っていましたよね?知っていたなら何故妊娠する前に止めてやらなかったのですか?つわりになるまで知らなかったのは、娘さんに無関心だったからではないのですか?それを今さら親父面するんじゃねえぞ!てめえ
お父さんだと言うなら、怒りを露にする前に娘さんの事を考えてやったらどうですか。
和也くんが一生懸命考えて出した答えをみんなで考えてやったらどうですか!
それもしないで、和也くんだけじゃなく奥さんまで足蹴にするとはあなたこそ父親失格ですよ」

亜紀「お母さん、私…赤ちゃん、諦める…和也くんの言う通り育てられないもん…お母さんに育ててって訳にも行かないしね、お母さん、心配かけてごめんなさい…」

武志「どうですか、あなたには何も言わない!これが娘さんが出した答えですよ」

友行「知るか、勝手にしろ」

武志「そうさせて頂きます、行きましょう」

武志は和也と孝子と靖雄を立たせて背中を押した。

武志「あなたもですよ♪」

亜紀「えっ?」

武志「辛いでしょうが中絶手術が待っていますから。お母さんもついていてやってください」

史織「は、はい…」

亜紀と史織も立たされて背中を押された。

一人残された友行はがっくりと肩を落としていた。

家族のためにと思って必死に働いてきたが、家族を守っていなかった事に気がついた。

武志「和也くん、その子を抱いていてください、和也くんより辛いのですから」

和也「はい…亜紀さん、ほんとにごめんなさい…」

亜紀「もう謝らないで…私も嫌だってはっきり言わなかったんだから…私も悪いから、ごめんなさい。
でも嬉しかったよ、私の事を考えてくれて…」

和也「亜紀さん…」

武志「どうです?女の子を守るってセックスより気持ちいいでしょ?」

和也「はい」




由美「お帰りなさい、はじめまして、由美です。あなたが亜紀さん?辛いでしょうけれど頑張りましょうね」

亜紀「亜紀です、はじめまして…和也くんも辛いのに私を支えてくれるから…頑張ります」

史織「史織です。娘の事でご迷惑をおかけして申し訳ありません…」

武志「お母さん、娘さんの事も心配でしょうが、あなた自身の心配もしないとですよ」

史織「えっ?」

孝子「?」

靖雄「?」

史織「そうですか…お気づきになりましたのね」

武志「ええ、和也くんが足蹴にされた時、あわてて庇った時に」

孝子「どういう事?ねっ、お義兄さん?」

武志「さあ…」

史織「実は私…お父さん、お母さん、ごめんなさい…私、私も和也くんとその…」

武志「もう、言わなくてもいいんじゃないですか」

孝子「和也、あんた…」

史織「和也くんを責めないでください…私が弱かったばかりに和也くんを誘惑してしまいました。本当に申し訳ありませんでした…」

武志「よっ、この女たらし!熟女泣かせ!」

由美「武志さん!もお、打つわよ」

武志「は〜い、ごめんなさいです〜」

孝子「ぷっ、お義兄さんたら最後はこれなんだから」

靖雄「それにしても、人のためにここまでできるなんて…大した人だよ」

しかし、武志が囁いた言葉の真意を知る者は居なかった。

よく日、中絶手術が無事に終わった亜紀は武志におんぶされて病院を後にした。


続く

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